「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

栃木は栃木のサッカーをやり切るだけ。堅守を維持し、力強くゴールを奪い切るプレーや采配に期待。【J2第18節 大宮アルディージャ戦プレビュー&コラム】(21.6.12)

前節はホームで京都とスコアレスドロー。その後9日に天皇杯町田戦を戦い、2対0で快勝した。リーグ戦の順位は勝点19で15位。今節はアウェイで大宮と対峙する。大宮は現状12試合勝ちなしで21位に低迷するが、8日に霜田正浩監督が新監督に就任すると発表。今節が初陣となる。とはいえ、栃木は相手どうこうではない。天皇杯町田戦のようなアグレッシブな戦いを90分間完遂し、勝点3奪取といきたい。大宮対栃木の第18節は13日19時からNACK5スタジアムでキックオフを迎える。

 

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▼相手は指揮官が交代した初陣だが

監督が交代したばかりの大宮は何をしてくるかわからない。だが、栃木はそんな状況にはもう慣れっこだろう。

今季はどのチームも栃木にあの手この手を使ってくる。予想を超えて栃木対策を徹底してきた、なんて試合がざらにあった。

そういう相手に引っ張られて、相手を受けてしまうきらいが見える試合もあったが、やはり相手ではなく大事なのは自分たちだという立ち位置に再び戻って来ているのが今だ。

今節を前に指揮官は言い切った。

「相手がどんなサッカーをしようが、我々は我々。相手に合わせるつもりはない」

 

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