「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【直前インフォメーション】J1-9[A] 川崎フロンターレ戦のポイント(24.4.20)

東京ヴェルディにとって、林尚輝にとっても正念場だ。

東京ヴェルディにとって、林尚輝にとっても正念場だ。

J1第9節、15位の東京ヴェルディ(勝点8/1勝5分2敗 得失点-1)は、16位の川崎フロンターレ(勝点7/2勝1分5敗 得失点-1)と16時からUvanceとどろきスタジアム by Fujitsuで対戦する。ルヴァンカップの鹿児島ユナイテッドFC戦(1‐0○)に続き、クリーンシートの達成を。

■城福体制以降、東京Vの著しい変貌ぶり

たぶん負けるだろうと思っていたのだ。それも圧倒的な力の差を見せつけられて。

2022年6月22日の天皇杯3回戦、東京ヴェルディは川崎フロンターレと対戦した。川崎は一時期の図抜けた強さこそ影を潜めていたが、J1で3位につける強豪であることに変わりはない。

東京Vは城福浩監督の就任から1週間、公式戦2試合目だった。チームづくりに着手したばかりで、やれることは限られている。そもそもJ2で11位のチームが太刀打ちできる相手とは思えなかった。

雨の等々力、東京Vは正面からぶつかり、予想に反して健闘する。39分、佐藤凌我がミドルシュートを叩き込み、マテウスのファインセーブにも助けられ、1‐0の勝利を収めた。どえらいモンを見せてもらったと初の番狂わせに興奮した。

城福監督は当時を振り返って言った。

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