「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【監督・選手コメント】J1-6[A] 湘南ベルマーレ戦に向けて ~城福監督、山見、齋藤、松橋~(24.4.2)

評価を上げ、出場のチャンスをつかんだ松橋優安。ここからが本当の勝負だ。

評価を上げ、出場のチャンスをつかんだ松橋優安。ここからが本当の勝負だ。

4月3日のJ1第6節、湘南ベルマーレ戦(19:00 レモンガススタジアム平塚)に向けて、城福浩監督、山見大登、齋藤功佑、松橋優安は次のように話した。

MF33松橋優安
――今季初スタメンとなった前節の京都サンガF.C.戦(2‐2△)、球際の争いではかなりガツガツいっていた印象です。
「城福(浩)さんから要求される『靴一足分の寄せ』を体現し、アグレッシブなプレーを意識しました。とにかく、戦う姿勢を出していこうと」

――今季の始動からここまでを振り返ると?
「最初は厳しい状況だと感じましたね。ただ、僕は強い覚悟を持ってヴェルディに戻ってきたので。今年はサッカーを楽しむこと、プレーできる環境が当たり前に用意されるものではないということを肝に銘じ、1年間やり続けようと決めていました」

――沖縄キャンプでの練習やトレーニングマッチでは、さまざまポジションでプレーしました。
「センターバック以外は、前後左右、全部やらせてもらったと思います」

――言葉を選ばずに言えば、時々の穴埋め要員のような扱い。その立場に置かれ、モチベーションに影響は?
「特になかったです。自分のサッカー人生を賭けるつもりでシーズンに入りましたから、与えられた場所でやり続けるしかないと」

――京都戦では途中から左サイドバックに。結果的にあらゆるポジションでプレーした経験が生きたことになります。
「そうですね。試合前の準備ではなかったことですが、『1列下がって』と言われ、すぐに対応できる自信がありました。城福監督のサッカーで求められる走力や前への推進力は出せたと思います」

――次は湘南ベルマーレ戦です。
「局面での戦い、際(きわ)の部分で負けないように。そこで相手を上回るのは大前提。チーム全員で初勝利をつかみたいです」

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