「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【監督・選手コメント】J1-3[A] セレッソ大阪戦に向けて ~城福監督、染野、齋藤、深澤~(24.3.8)

深澤大輝は前節の浦和レッズ戦(1‐1△)で念願のJ1デビュー。フル出場を果たした。

深澤大輝は前節の浦和レッズ戦(1‐1△)で念願のJ1デビュー。フル出場を果たした。

3月9日のJ1第3節、セレッソ大阪戦(16:00 ヨドコウ桜スタジアム)に向けて、城福浩監督、染野唯月、齋藤功佑、深澤大輝は次のように話した。

MF8齋藤功佑

――開幕2戦、先制できるものの追加点をなかなか奪えない状況です。
「チャンスをつくれていないわけではないのでね。最後の質のところは課題。全体ミーティングでもそこは改善ポイントに挙げられました。コンビネーションの質を高めていくと同時に、個人のレベルアップが必要になってきます」

――前節の浦和レッズ戦(1‐1△)も終盤に追いつかれ、勝点3を逃す結果となりました。
「押し込まれる時間が長くなってしまう原因は何か。ラインを押し上げられなくなり、セカンドを拾えなくなるので、マイボールの時間を増やしていきたい。チーム全体で解決しなければならない問題です」

――次はセレッソ大阪戦。
「以前はボールをつなぐイメージのチームでしたが、近頃はフィジカルの要素が強めに出てきているかなと。[4-3-3]の形で、サイドバックに巧くて賢い選手がいる」

――右の毎熊晟矢選手、左の登里享平選手は中に入ってきて捕まえづらい立ち位置を取ります。
「どこが相手でも同サイドのディフェンスとコミュニケーションを取りながら対応するのが大事。基本的に守備のやり方は変わらず、2トップがプレスのスイッチを入れ、後ろが連動していくことになります。最終ラインへのプレッシャーのかけ方は相手との駆け引きになってきますね」

――齋藤選手にとっては2021シーズン以来のJ1。当時と比べて自身の変化はどう感じますか?
「間違いなく成長できていると感じます。より戦えるようになり、強度の高さを維持しつつ長い時間プレーできるようになっていますから。今後、パフォーマンスをさらに上げ、最後のクオリティの部分を高めていきたいです」

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