「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【マッチレポート】J1-4[H] アルビレックス新潟戦『半歩前進の勝点1』(24.3.17)

2024年3月16日(土)
J1第4節 東京ヴェルディ vs アルビレックス新潟
16:03キックオフ 味の素スタジアム
[入場者数]17,055人 [天候]晴、無風、気温16.3℃、湿度30%

東京V 2‐2 新潟
前半:1‐1
後半:1‐1
[得点]
1‐0 山田楓喜 (8分)
1‐1 谷口海斗(32分)
1‐2 長倉幹樹(69分)
2‐2 翁長聖(90分)A染野唯月1
※A=アシスト、及び今季の通算数。東京Vのみカウント。

●東京Vスターティングメンバー
GK1   マテウス
DF13 山越康平(46分* 宮原)
DF4   林尚輝
DF3   谷口栄斗
DF2   深澤大輝(82分 山田剛)
MF18 山田楓喜(78分 山見)
MF7   森田晃樹
MF10 見木友哉
MF8   齋藤功佑(46分* 翁長)
FW9   染野唯月
FW20 木村勇大(76分 食野)
(ベンチメンバー:GK21長沢祐弥。DF6宮原和也。MF22翁長聖、28食野壮磨、33松橋優安。FW11山見大登、27山田剛綺)

監督 城福浩

試合データなど(東京ヴェルディ オフィシャルサイト)

■光り輝く楓喜の左

またも終了間際にゲームは動いた。90分、右サイドから宮原和也がクロスを入れ、ファーサイドに流れたボールを翁長聖が左足でプッシュ。東京ヴェルディが2‐2の同点に追いつく。

ニアに山見大登と山田剛綺、中央に見木友哉と染野唯月、ファーに翁長と5人もボックスに侵入していたのが効いた。クロスに合わせて飛び込んだ見木が触ったように見えたが、公式記録は染野となっている。

味方とハイタッチをかわし、ボールを脇に抱えて走る翁長を見ながら、僕は安堵の息をもらす。あのままスコアを動かせず連敗を喫していたら、チームは計り知れないダメージを負っていた。

「(2失点目は)自分のパスミスが原因。すぐにヒジくん(翁長)が『気にすんな』と声をかけてくれました。そのヒジくんが最後に点を取り、今日はみんなに助けられましたね」と谷口栄斗はゲームを振り返っている。

(残り 2695文字/全文: 3500文字)

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