J3番記者座談会LIVE(J論)【4/17(木)21時】

「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【有料解除】【トピックス】『SBGヒーロー2023』総評・後編(23.12.16)

類まれなフィジカルを持つ山田剛綺。来季、ブレイク候補の筆頭だ。

類まれなフィジカルを持つ山田剛綺。来季、ブレイク候補の筆頭だ。

ユースから昇格する白井亮丞は、プロでどのような第一歩を踏み出すか。

ユースから昇格する白井亮丞は、プロでどのような第一歩を踏み出すか。

正GKの座を目指し、長沢祐弥がマテウスに挑む。

正GKの座を目指し、長沢祐弥がマテウスに挑む。

■2024年、この選手に期待します

海江田「最後に、J1で戦う来年に向けて、それぞれイチ押しの選手を。僕がぱっと頭に浮かぶのは山田剛綺(30試合3得点+プレーオフ2試合)かな。綱島悠斗(34試合2得点+プレーオフ2試合)と並び、今季の新人王に値する活躍を見せてくれました」

岸上「夏頃は完全にブレイクの予感が漂っていましたね。ギラギラ感を持っている選手」

海江田「そう、こりゃ突き抜けるぞと思って見ていたら、そこからやや失速してしまって」

田中「身体の強さを生かしたボールキープでチームを助け、プレーオフの2試合は先発出場」

海江田「来年はもっとやってくれるはずだと期待しています」

田中「僕は長沢祐弥選手を挙げます。地道な居残り練習の甲斐あって、夏を過ぎたあたりから急激に伸びたように感じます。セカンドキーパーの座をつかんだのが何よりの証拠です」

海江田「はたして、マテウスの牙城を崩せるか。高い壁だぞ」

岸上「僕はユースから昇格する白井亮丞を推したいです。久々にアカデミーから出てきたストライカー。将来性の高さは衆目の一致するところでしょう」

海江田「両足を振れて、小技も巧み。そのうえサイズもあるときたら、期待するなというのが無理。いきなりのJ1で出場機会をどの程度つかめるかがカギを握る」

岸上「ボールボーイをしていたとき、ガッツポーズをしていたのはサイコーでしたね」

海江田「そのへんは無邪気でかわいげがある。トップの躍進が育成の選手たちに与えた影響は大きいはず。先々までつながる財産を得られたシーズンになったと思います」

 

読者の皆さま、岸上さん、田中さん、『SBGヒーロー2023』にご協力いただき、どうもありがとうございました。厚く御礼申し上げます。思いのたけが伝わるコメントに目を通しながら、16年ぶりのJ1昇格を達成した歴史的なシーズンを振り返ることができました。さあ、戦いの舞台をJ1に移す来季はどうなるか。期待に胸を躍らせて、2024年を迎えましょう。

※宮原和也選手の受賞インタビューは17日に掲載します。プレゼント企画もあるよ。

 

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