「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【直前インフォメーション】J2-38[H] 大分トリニータ戦のポイント(23.10.7)

復帰3試合目となる林尚輝。攻撃にどう絡んでいくか注目だ。

復帰3試合目となる林尚輝。攻撃にどう絡んでいくか注目だ。

J2第38節、4位の東京ヴェルディ(勝点62/17勝11分9敗 得失点+21)は、9位の大分トリニータ(勝点54/15勝9分13敗 得失点-3)と15時から味の素スタジアムで対戦する。昇格争いのライバルにダブルを食らうわけにはいかない。

■センターバックが攻めの立ち位置を取れるか

復帰3戦目となる林尚輝のパフォーマンスはどうか。僕が興味深く見ていることのひとつだ。現状、守備面はそつなくこなしているが、ビルドアップからボールを持ち上がったり、攻撃の起点となる仕事は手探りの部分を残す。

無理もない。夏に新しい選手が加わってきた頃はリハビリに専念し、ようやく復帰したところ3試合目に再び故障で離脱した。新戦力をフィットさせ、チームの変化が大きかった時期を不在にしたのは、通常のブランクより響いて当然である。

前節のザスパクサツ群馬戦(0‐0△)を振り返り、林は言った。

「失点をゼロで抑えられたのはよかったと思います。一方、攻撃ではクロスを上げていたものの、チャンスらしいチャンスをつくれず、もったいないゲームだったなと。僕自身も攻撃につながる部分を改善できるように積極的に取り組んでいます」

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