「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【直前インフォメーション】J2-36[H] 藤枝MYFC戦のポイント(23.9.24)

高度な技術とインテリジェンスが齋藤功佑の武器だ。

高度な技術とインテリジェンスが齋藤功佑の武器だ。

J2第36節、4位の東京ヴェルディ(勝点60/17勝9分9敗 得失点+21)は、15位の藤枝MYFC(勝点41/11勝8分15敗 得失点-11)と16時から味の素スタジアムで対戦する。今日を含めて、今季のホームゲームは残り4試合。ひとつとして取りこぼすわけにはいかない。

■冷静にハードワークすること

「急ぐけれども、慌てるな」

20日のトレーニングで、城福浩監督は何度もその言葉を発した。

3対2と1対1が合わさった、アタッキングサードの攻略を目的とするセッション。攻撃側は流動的な動きでテンポよくボールを回し、前の1枚がマークをはがしたタイミングで縦パスを打ち込む。落としはワンタッチのルールだ。ここから一気にゴールへ向かい、より確率の高いシュートチャンスをつくる。守備側はボールを奪い、反対側に設置されたミニゴールに蹴り込む。

スピーディな攻撃を試みつつ、焦ってはいけない。城福浩監督は、一見矛盾をはらむ言葉の真意をこう説明した。

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