【マッチレポート】J2-32[H] ファジアーノ岡山戦『薄まってしまったもの』(23.8.27)
2023年8月26日(土)
J2第32節 東京ヴェルディ vs ファジアーノ岡山
18:03キックオフ 味の素スタジアム
[入場者数]6,363人 [天候]晴、弱風、気温29.6℃、湿度47%
東京V 2‐3 岡山
前半:0‐0
後半:2‐3
[得点]
0‐1 チアゴ・アウベス(50分)
0‐2 本山遥(73分)
0‐3 ルカオ(76分)
1‐3 新井悠太(79分)A齋藤功佑3
2‐3 河村慶人(90+1分)A平智広2
※A=アシスト、及び今季の通算数。東京Vのみカウント。
●東京Vスターティングメンバー
GK1 マテウス
DF6 宮原和也
DF3 谷口栄斗(78分 千田)
DF5 平智広
DF24 奈良輪雄太
MF47 中原輝(62分 河村)
MF14 長谷川竜也(62分 新井)
MF7 森田晃樹
MF25 稲見哲行(71分 綱島)
MF26 加藤蓮(46分* 齋藤)
FW39 染野唯月
(ベンチメンバー:GK41飯田雅浩。DF15千田海人、16山越康平。MF8齋藤功佑、23綱島悠斗、40新井悠太。FW29河村慶人)
監督 城福浩
■谷口栄斗の果敢さが裏目に
最終ラインからボールを引き出した森田晃樹が縦パスを入れ、半身になって受けた長谷川竜也が素早く前を向いてスルーパスを出す。裏に抜け出したのは染野唯月だ。堀田大暉の構えを見極めて打ったシュートは枠を逸れ、東京ヴェルディは先制するチャンスを逃した。
前半の飲水タイムを境に東京Vがペースをつかみ、この38分の決定機、そして39分には稲見哲行が高い位置でのボール奪取からミドルシュートを放っている。
「立ち上がりは練習で用意していた守備がハマらず、プレッシングがやや中途半端になっていたと感じます。本来は前からハメて長いボールを蹴らせて回収したり、サイドに追い込んでボールを奪っていくというプランでした」(森田)
以降、ファジアーノ岡山にシュートを打たれることなく、ファーストハーフを終了。得点には至らなかったが、途中から軌道修正でき、まるでゴールの匂いがしなかった最近のゲームの前半とは違う。ひとまず、半歩前進といったところか。
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