【マッチレポート】J2-28[H] 水戸ホーリーホック戦『ホームの重要性』(23.7.30)
2023年7月29日(土)
J2第28節 東京ヴェルディ vs 水戸ホーリーホック
18:03キックオフ 味の素スタジアム
[入場者数]6,052人 [天候]晴、弱風、気温29.5℃、湿度46%
東京V 0‐0 水戸
前半:0‐0
後半:0‐0
[得点]
なし
※A=アシスト、及び今季の通算数。東京Vのみカウント。
●東京Vスターティングメンバー
GK1 マテウス
DF6 宮原和也
DF13 林尚輝(65分 西谷)
DF5 平智広(61分 綱島)
DF2 深澤大輝
MF47 中原輝
MF27 山田剛綺(82分 白井)
MF7 森田晃樹(61分 山越)
MF25 稲見哲行
MF20 北島祐二(46分* 甲田)
FW39 染野唯月
(ベンチメンバー:GK41飯田雅浩。DF16山越康平、26加藤蓮。MF22甲田英將、23綱島悠斗、34西谷亮。FW42白井亮丞)
監督 城福浩
■稲見哲行の成長ぶり
稲見哲行が最終ラインからボールを引き出し、左右に目を配りながらパスを散らす。機を見てサイドのスペースに進出し、攻撃の起点をつくる。
ポジショニング、状況判断に自信が満ち溢れ、攻守両面におけるエネルギッシュなプレーがチームを駆動させていた。すばらしい成長ぶりだなあと僕はピッチを見つめる。
以前、試合を振り返る個別ミーティングの場で、「なぜあの立ち位置を取っていたのか? 何をしようとしたのか?」と監督、コーチから問われ、「わかりません」と答えるしかなかった稲見はもうどこにもいない。
今季、故障で出遅れたが、J2第17節のレノファ山口FC戦(2‐0○)で初先発。以降、1試合を除いてスターターとして起用されている。城福浩監督が特に高く買うのは、そのボールハントの能力だ。
2022シーズンに加入した5人の大卒新人のなかで、プロA契約締結(J2は900分出場)は4番目だった稲見が、より競争の激しくなったチームでレギュラーの座を確固たるものにしつつある。
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