【サッカー人気2位】【浦和を語ろう・激論編】どう勝利を積み重ねて、上位に浮上し…

「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【マッチレポート】J2-27[A] ベガルタ仙台戦『中原輝の鮮烈なデビュー』(23.7.24)

2023年7月23日(日)
J2第27節 ベガルタ仙台 vs 東京ヴェルディ
19:03キックオフ ユアテックスタジアム仙台
[入場者数]12,165人 [天候]晴、無風、気温25.7℃、湿度73%

仙台V 3‐4 東京V
前半:2‐3
後半:1‐1
[得点]
0‐1 中原輝(6分)
1‐1 ホ・ヨンジュン(22分)
1‐2 オウンゴール(33分)
1‐3 北島祐二(42分)A中原輝1
2‐3 ホ・ヨンジュン(45+1分)
2‐4 加藤蓮(46分)A中原輝2
3‐4 氣田亮真(71分)
※A=アシスト、及び今季の通算数。東京Vのみカウント。

●東京Vスターティングメンバー
GK1   マテウス
DF6   宮原和也
DF13 林尚輝
DF5   平智広(87分 綱島)
DF2   深澤大輝(68分 山越)
MF47 中原輝
MF8   齋藤功佑(46分* 加藤蓮)
MF7   森田晃樹
MF25 稲見哲行
MF20 北島祐二(68分 山田)
FW39 染野唯月(87分 甲田)
(ベンチメンバー:GK41飯田雅浩。DF16山越康平、26加藤蓮。MF22甲田英將、23綱島悠斗。FW27山田剛綺、42白井亮丞)

監督 城福浩

試合データなど(東京ヴェルデ オフィシャルサイト)

■どうしてこんなことに

前半を終えて、2‐3と表示されたユアテックスタジアム仙台の大型ビジョンを、僕は釈然としない思いで眺めた。

得点経過を追えば打ち合いと見られるだろうが、それはゲームの実相とかけ離れている。率直に言って、東京ヴェルディの3‐0、あるいは4‐1あたりのゲーム内容だと感じていた。1点リードしているのだから、まあよしという気分にはなれない。

東京Vの立ち上がりは圧巻だった。

新加入の中原輝はいきなり先発起用され、前線の3枚はいずれもJ1からの補強組となった。そこにJ1を経験している齋藤功佑が絡む攻撃は、クオリティの高さが歴然としていた。

染野唯月がボールを収めるべきところで収める。ワンタッチ、ツータッチで、淀みなくボールが回る。空いたスペースに入り込んで起点をつくり、ゴールへのルートを開拓する。城福浩監督の推し進めてきたチームづくりにクオリティが加わると、こんなにも違うのかと驚かされた。

6分、稲見哲行からパスを引き出した齋藤がするするとボックスに入り、左足でシュート。林彰洋のはじいたこぼれ球を中原が押し込んだ。

中原の鮮烈な加入後初ゴールで、東京Vがリードを奪う。ここまでは完璧である。ベガルタ仙台を粉砕する大勝すら予感した。

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