「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【マッチレポート】J2-19[H] ベガルタ仙台戦『サバイバルを勝ち抜いていくために』(23.6.5)

2023年6月4日(日)
J2第19節 東京ヴェルディ vs ベガルタ仙台
14:03キックオフ 味の素スタジアム
[入場者数]9,206人 [天候]晴のち曇、弱風、気温26.8℃、湿度32%

東京V 0‐2 仙台
前半:0‐1
後半:0‐1
[得点]
0‐1 中島元彦(17分)PK
0‐2 菅田真啓(67分)
※A=アシスト、及び今季の通算数。東京Vのみカウント。

●東京Vスターティングメンバー
GK1   マテウス
DF6   宮原和也
DF16 山越康平
DF23 綱島悠斗
DF2   深澤大輝
MF18 バスケス・バイロン(61分 M・エンゲルス)
MF29 河村慶人(61分 齋藤)
MF7   森田晃樹
MF25 稲見哲行(81分 加藤蓮)
MF20 北島祐二(75分 小池)
FW11 阪野豊史(46分* 山田)
(ベンチメンバー:GK21長沢祐弥。DF15千田海人、26加藤蓮。MF8齋藤功佑、19小池純輝。FW14マリオ・エンゲルス、27山田剛綺)

監督 城福浩

試合データなど(東京ヴェルデ オフィシャルサイト)

■ベガルタ仙台がPKで先制

森田晃樹がプレスバックを仕掛けてボールを奪い、持ち上がった綱島悠斗のスルーパスから河村慶人が右サイドの裏に抜け出す。河村がクロスを入れ、大外から飛び込んできたのは北島祐二だ。ヘディングシュートは枠を逸れた。

開始2分、東京ヴェルディはダイナミックな攻撃を見せ、ベンチ前の城福浩監督は拍手を送った。

立ち上がりはよし。だが、ここからベガルタ仙台の攻撃に押されることになる。なぜそうなったのか、いまいち理解できないまま僕はピッチを見つめていた。ボールホルダーに対し、ファーストディフェンダーの決定がやや遅く、セカンドボールを相手に拾われ、東京Vは前に出られない時間が続いた。

そして、ゲームに大きな影響を及ぼす決定的な出来事が16分に起こる。

(残り 2103文字/全文: 2850文字)

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