【無料記事】【トピックス】『ストライカー、味スタ見参!』 染野唯月「周囲の信頼感を高めて」7月15日(土) J2第26節 徳島ヴォルティス戦 18:00 味の素スタジアム(23.7.14)
■8戦ぶりのホーム勝利を目指す
真夏の5連戦の締めくくり。7月15日のJ2第26節、2位の東京ヴェルディは17位の徳島ヴォルティスと対戦する(18:00 味の素スタジアム)。
注目は、前節のFC町田ゼルビア戦(2‐2△)でいきなり先発出場し、鮮やかな復帰弾を2発叩き込んだ染野唯月だ。
「町田戦、自分としてはゴールを決めたことより勝てなかったのが残念でした。次のホームではヴェルディのサッカーで必ず勝って、みんなと喜び合いたい」
東京Vは第9節のブラウブリッツ秋田戦(2‐1○)で勝利を収めて以降、7戦未勝利。3ヵ月以上、ホームでの勝ち星から遠ざかっている。そこで、新加入のストライカーは心強い存在だ。
「いまのチームはサイドにいい選手がいますし、自分がゴール前に突っ込めば精度の高いクロスが入ってくる。連携面はさほど気にならないですね。最後の大事なところでパスを届けてもらうには周りからの信頼が必要。その点、最初の試合でゴールを決められたのは大きかったと思います。さらに結果を出し、チームメイトからの信頼感を高めていきたいです」
染野が前線の核を担うことにより、東京Vの得点力が引き上げられるのは確実だ。成長著しい山田剛綺をはじめ、周囲とのコンビネーションを確立できれば、攻撃のバリエーションは大きく広がっていくだろう。攻撃陣を牽引し、昇格争いを勝ち抜くための起爆剤となってほしい。
当日の天気予報は曇りで、気温は29℃。チケットのご購入はヴェルディチケットまで。
《クラブウオッチ》
徳島戦は立川市ヴェルディ応援DAYで、同市に在住・在勤・在学の方はお得に観戦できる。立川市PRブースが出展されるほか、市のキャラクター『くるりん』、日頃から東京ヴェルディビーチサッカーチームとホームタウン活動で共同戦線を張るアルバルク東京(男子プロバスケットボールBリーグ・B1)からマスコットキャラクター『ルーク』の来場が決定している。
先週末から国立競技場での東京クラシック、天皇杯の東京ダービーと大きな注目を集めるゲームが続いた。勢いに乗ってチケットの売り上げが伸びてくれるとうれしいが、「現時点ではそこまで大きな動きはないですね。6500~7500人あたりの見込みです」とクラブ関係者。やはり、人を動かすのはそう簡単ではない。着実に力を蓄えているチームと同様、今季のクライマックスで爆発させられるように地道な種まきと積み重ねを継続していきたいところだ。
[今季の1試合平均入場者数]6,758人( ↓ 9/22位)
過去5シーズンの1試合平均入場者数
2018年 5,936人
2019年 5,371人
2020年 2,429人(コロナの影響により参考外)
2021年 3,246人(〃)
2022年 4,955人(〃)
●ランド地獄耳●
▼取材対応する甲田英將の足もとを見ると、ミズノのスパイクに緑の靴ひも。「担当の方に『緑のひもありますか?』とお願いしました」と言い、えへへと照れる。
▼日テレ・東京ヴェルディベレーザの新監督に就任した松田岳夫氏。2008年以来、15年ぶりにランドへの帰還を果たした(※2009年以来、14年ぶりの誤りでした。ご指摘感謝!)。「最近、ヨーロッパの女子サッカーのレベルはびっくりするほど上がっています。置いていかれないために、やるべきことは多いですよ」と意気込む。来季の東京NBも楽しみだ。