【無料記事】【トピックス】『7試合ぶりのホーム勝利を』 甲田英將「攻撃でパワーを出せるように」7月5日(水) J2第24節 V・ファーレン長崎戦 19:00 味の素スタジアム(23.7.4)
■サイドアタッカーの本領発揮に期待
5連戦のふたつ目だ。7月5日のJ2第24節、2位の東京ヴェルディは5位のV・ファーレン長崎と対戦する(19:00 味の素スタジアム)。
6月12日、名古屋グランパスから育成型期限付き移籍で加入した甲田英將は継続的にメンバー入り。3試合目となった前節のロアッソ熊本戦(1‐0○)は56分から投入された。
「1点リードの状況でしたので、まずは前線から守備のスイッチを入れ、リスクマネジメントを意識して入りました。それをやったうえで攻撃に出ていこうと」
第21節のザスパクサツ群馬戦(2‐2△)、終了間際の決定機。熊本戦の70分、河村慶人のクロスに飛び込んだ場面など、チャンスに絡む場面は増えている。
「群馬戦の決定機は決めたかったですね。カーブをかけてファーサイドを狙うか、ストレートの強いシュートを打つか、少し迷いが出てしまって……。結果、ストレートを選択したんですが、精度を欠いてクロスバーを越えてしまいました。次のチャンスは確実に決めたいです。守備の対応でバテてしまい、攻撃でパワーを出せていないのが現状。体力面の向上は必要だと感じます」
2022年、プロのキャリアを歩み始めてから出場機会が乏しく、高い強度におけるゲーム体力は充分に備わっていない。徐々に身体が慣れ、そろそろ得意のドリブル突破が威力を発揮する頃合いか。
東京Vは第9節のブラウブリッツ秋田戦(2‐1○)で勝利を収めて以降、ホームでは3分3敗と未勝利。7戦ぶりの勝利を目指す。
当日の天気予報は曇りで、気温は26℃。チケットのご購入はヴェルディチケットまで。
《クラブウオッチ》
『VERDY FES.』期間中の長崎戦は七夕フェスを開催。願いを書いた短冊を笹に付けるブースを用意するほか、小学生以下を対象に金平糖のプレゼントありだ。また、シーズン後半に向けて、キャプテンの森田晃樹を中心とするキービジュアルが発表されている。「ハーフタイムを終え、後半戦のピッチに出ていくイメージです」とクラブ関係者。森田は「撮影のときはキャプテンマークに触りながら、こっちに歩いてきてという指示でした。いい感じですね」と出来栄えに満足そうな様子である。アディショナルタイム、または延長戦をイメージした第3弾があるとすれば、昇格争いのクライマックス。それは先のお楽しみとのことである。
[今季の1試合平均入場者数]7,004人( → 8/22位)
過去5シーズンの1試合平均入場者数
2018年 5,936人
2019年 5,371人
2020年 2,429人(コロナの影響により参考外)
2021年 3,246人(〃)
2022年 4,955人(〃)
●ランド地獄耳●
▼甲田英將を指し、「あいつはちょっとナメてるところがありますね」と深澤大輝。聞けば、てっきり同い年くらいだと甲田が勘違いし、フランクに接してきたという。「僕のほうが5つも上ですよ!」(深澤)。まあ、顔立ちからしてそう見えないこともなくはないか。許せ。
▼目下、山越康平の遠征中の友は『ゼルダの伝説 – ティアーズ オブ ザ キングダム』。「面白すぎて、ヤバいです。家ではあまりプレーせず、移動のときに楽しんでいます」。いいなあ、ニンテンドースイッチ持ってないんだよ。
▼山田剛綺と飯田雅浩は波長がバッチリ合うようで、しょっちゅう一緒にいる。「理由はわからないんですが、なんか気が合うんですよね。いつも前向きな言葉をかけてくれて、元気をもらえますよ」(山田)。飯田の元気は売るほどありそう。ここに「人間発電機」、または「稲城発電所」の異名を授ける。