「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【直前インフォメーション】J2‐26[A] 京都サンガF.C.戦のポイント(19.8.4)

高度なポゼッションに取り組むのは、上福元直人への信頼があってこそだ。

高度なポゼッションに取り組むのは、上福元直人への信頼があってこそだ。

※キックオフ時刻を1時間間違えており、リード部分を修正しています。ご指摘、感謝! 危なかった~

J2第26節、12位の東京ヴェルディ(勝点36/9勝9分7敗 得失点+1)は、2位の京都サンガF.C.(勝点47/13勝8分4敗 得失点+13)と、18時からたけびしスタジアム京都で対戦する。
前回の対戦では京都のパスワークに翻弄され、為すすべなく敗れたが、そのときとはチームのコンセプトが違う。はたして、どんなゲームになるだろうとワクワクが止まらない。

■反転攻勢の口火を切るロングフィード

ひとまず、ピッチを広く使ったボールの回し方にメドが立ちつつあることについて、永井秀樹監督はこう語った。

「上福元(直人)をフィールドプレーヤーの数に入れ、11人でポゼッションできる利点は大きいですね。ユースを指導していた頃は、選手には申し訳ないけれど、技術が追いついていなかったのでキーパーへのバックパスは禁止していたんです」

永井監督が「プロならここまでできるんだ」と大いなる可能性を感じたことのひとつに違いない。

前節の栃木SC戦、相手のカウンターを受けた際、前に出ていた上福元が高い位置で止めにいくスリリングな場面があった。僕は思わず笑ってしまったが、あれをしょっちゅう見せられるのはさすがに心臓に悪い。

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