「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【直前インフォメーション】J2‐39[A] アビスパ福岡戦のポイント(19.11.2)

ボールを動かしながら、適時攻撃のスイッチを入れる佐藤優平。永井秀樹監督はその技術と広い視野を買っている。

ボールを動かしながら、適時攻撃のスイッチを入れる佐藤優平。永井秀樹監督はその技術と広い視野を買っている。

J2第39節、13位の東京ヴェルディ(勝点51/13勝12分13敗 得失点-1)は、18位のアビスパ福岡(勝点38/10勝8分19敗 得失点ー19)と、13時からレベルファイブスタジアムで対戦する。今季、遠方のアウェーゲームはこれで最後。勝点3と来季に向けて確たる手応えを持ち帰りたい。

■ワンテンポ遅れたらすべてが台なし

5対4、6対6+1フリーマン、8対8+2フリーマンなど、それぞれタッチ数を制限し、さまざまな手法を用いてゴール前の攻略が試みられている。

佐藤優平は言う。

「最後の局面において、永井(秀樹)さんは『シュートとスルーパスはセットだ』と。フロントボランチにそのふたつの選択肢を与える状況をつくらなければならない」

前線との呼吸が合い、鮮やかなコンビネーションで打開することもあるが、互いの意図がすれ違う場面も少なくない。練習は失敗から何かを生み出すための場だからいいとして、実戦で計算できるようになるまで確率を高める道のりは険しく、大変そうに見える。

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