「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【直前インフォメーション】J2‐15[A] ファジアーノ岡山戦(再開試合)のポイント(18.6.27)

クロスに対する飛び出しのトレーニング。上福元直人と佐藤崇史エキップメントマネージャー

クロスに対する飛び出しのトレーニング。上福元直人と佐藤崇史エキップメントマネージャー

雷雨で中止となった5月18日のJ2第15節ファジアーノ岡山戦の再開試合。暫定10位の東京ヴェルディ(勝点29/7勝8分4敗 得失点+8)は、暫定8位の岡山(勝点30/8勝6分5敗 得失点+5)と、19時30分からシティライトスタジアムで対戦する。ゲームが止まった62分、1‐0と東京Vのリード、岡山のコーナーキックからリスタートだ。

■最後の砦を担う者の厳しさ

話題は日本代表の川島永嗣。FIFAワールドカップ ロシアのセネガル戦、パンチングしたボールが相手に当たり、失点したシーンの話になった。

「僕も似たような経験がありますよ。これはパンチングだとはじき返したとき、目の前を横切ろうとする相手に気づかなかった。それで当たってしまい、ボールがゴールに」

上福元直人は言う。川島自身が試合後のインタビューで認めたように、あれはミス以外の何ものでもない。それも大舞台での特大のチョンボ。ただし、内実は見かけほど単純ではないはずだ。容易には窺い知れない、ゴールキーパーという人種だけが共有できる世界がある。

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