【マッチレポート】J2-27[H] ロアッソ熊本戦『赤壁の戦い』(17.8.12)
2017年8月11日(金・祝)
J2第27節 東京ヴェルディ vs ロアッソ熊本
18:33キックオフ 味の素スタジアム
[入場者数]4,372人 [天候]雨、無風、気温24.8℃、湿度89%
東京V 1‐0 熊本
前半:0‐0
後半:1‐0
[得点]
1‐0 ドウグラス・ヴィエイラ(89分)
●東京Vスターティングメンバー
GK1 柴崎貴広
DF23 田村直也
DF3 井林章
DF5 平智広
MF18 高木大輔(53分 高木善)
MF33 渡辺皓太
MF17 内田達也
MF2 安西幸輝
FW7 アラン・ピニェイロ(65分 ドウグラス)
FW38 梶川諒太(70分 橋本)
FW13 カルロス・マルティネス
(ベンチメンバー:GK34内藤圭佑。DF4畠中槙之輔、6安在和樹、30高木純平。MF27橋本英郎。FW9ドウグラス・ヴィエイラ、10高木善朗)
監督 ロティーナ
■狩りは先に焦ったほうの負け
相手のバックパスを読み切ったところで、勝負は決していた。一気に加速した渡辺皓太がパスカットし、その勢いを止めずに村上巧を抜きにかかる。たまらず村上は足を引っかけ、渡辺は転倒。素早く起き上がってドルブルし、ファーサイドのネットにシュートを突き刺した。しかし、このゴールは認められない。
「相手の選手(上村周平)がボールを受けた瞬間、こっちを少しも見ていなかったので、これはバックパスだと思って走りました。できれば転ばずにシュートまでいきたかったですね。絶対に点が取れる。それしか考えてなかったです。足がかかったあと笛が鳴ったのは聞こえましたけど、一応プレーを続けたほうがいいだろうと」(渡辺)
高山啓義主審は、東京ヴェルディに直接フリーキックを与え、ロアッソ熊本の村上にはレッドカードを出した。あそこはアドバンテージを見てほしいところだが、レフェリーが笛を吹いてしまったものは仕方がない。※関連記事 11分、この出来事がゲームの流れを決定づける。
10人となった熊本は守りを固め、東京Vにとって長い長い80分が始まった。
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