「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【マッチレポート】J2-41[A] 京都サンガF.C.戦『魂のディフェンス』(17.11.12)

『選べと言われても』2017.11.11

『どっちか選べと言われても(言われてねえけど)』2017.11.11

2017年11月11日(土)
J2第41節 京都サンガF.C. vs 東京ヴェルディ
14:03キックオフ 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場
[入場者数]7,365人 [天候]曇、中風、気温15.5℃、湿度38%

京都 0‐1 東京V
前半:0‐0
後半:0‐1
[得点]
0‐1 アラン・ピニェイロ(67分)

●東京Vスターティングメンバー
GK1   柴崎貴広
DF6   安在和樹(89分 田村)
DF4   畠中槙之輔
DF3   井林章
DF5   平智広
MF17 内田達也
MF33 渡辺皓太(90+3分 中後)
MF38 梶川諒太
FW13 カルロス・マルティネス(65分 アラン)
FW2   安西幸輝
FW9   ドウグラス・ヴィエイラ
(ベンチメンバー:GK34内藤圭佑。DF23田村直也。MF8中後雅喜、20井上潮音。FW7アラン・ピニェイロ、10高木善朗、18高木大輔)

監督 ロティーナ

試合データなど(東京ヴェルディ オフィシャルサイト)

■我慢に我慢を重ね

待望の先制点は67分に生まれた。

東京ヴェルディのコーナーキック、大黒将志が美しいバイシクルキックでクリアし、ボールを回収した内田達也は最後尾の柴崎貴広まで一気に戻した。

京都サンガF.C.がラインを上げる。東京Vはオフサイドラインまで急ぎ戻ろうとする選手と、裏に飛び出そうとする選手が入り乱れた。

ここで、柴崎が雑にダイレクトで蹴っていたら、チャンスは生まれなかった。ボールを止めてひと呼吸置き、ルックアップ。前の状況を見極める。

「蹴る直前までは違うところを狙っていたんですけどね。中央はリスクが大きいので、左サイドに蹴ろうと思っていたんですが、そこで右から抜け出そうとするアラン(・ピニェイロ)と目が合った気がした」(柴崎)

下からすくい上げ、バックスピンのかかったロングフィード。まんまと吉野恭平の背後を取ったアランは、飛び出してくる清水圭介の頭上を抜くループシュートを決めた。

(残り 2092文字/全文: 2981文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

1 2
« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ