【マッチレポート】J2-37[A] ザスパクサツ群馬戦『負け犬根性との決別』(17.10.16)
2017年10月15日(日)
J2第37節 ザスパクサツ群馬 vs 東京ヴェルディ
19:34キックオフ 正田醤油スタジアム群馬
[入場者数]2,216人 [天候]曇のち雨、無風、気温14.7℃、湿度86%
群馬 1‐2 東京V
前半:0‐0
後半:1‐2
[得点]
1‐0 カン・スイル(75分)
1‐1 ドウグラス・ヴィエイラ(83分)PK
1‐2 内田達也(88分)
●東京Vスターティングメンバー
GK1 柴崎貴広
DF23 田村直也
DF3 井林章
DF5 平智広(46分* 畠中)
MF6 安在和樹(77分 高木大)
MF33 渡辺皓太
MF17 内田達也
MF2 安西幸輝
FW13 カルロス・マルティネス(72分 梶川)
FW10 高木善朗
FW9 ドウグラス・ヴィエイラ
(ベンチメンバー:GK26太田岳志。DF4畠中槙之輔、24林昇吾。MF8中後雅喜、20井上潮音。FW18高木大輔、38梶川諒太)
監督 ロティーナ
■ああ、こうして負けるのか
ザスパクサツ群馬の先制点に、正田醤油スタジアム群馬が盛大に沸いた。
指の間から砂がさらさらとこぼれる感覚。僕と東京ヴェルディのサッカーライフは、いつだってこんな具合だ。ちょっと上を覗き見たら、冷や水を浴びせられる。慣れたといえば、慣れた。こうしてまた大事な試合を落とし、とぼとぼ帰るのか。いつの間にか、負け犬根性ってやつがすっかり身についてしまっている。
昇格争いから振り落とされないように、ギリギリ追走している状況だ。ここでの引き分けは負けに等しい。なのに、最下位の相手に先制を許した。
後半の半ばを過ぎ、東京Vは群馬の波状攻撃にさらされた。71分、カン・スイルのヘディングシュートは内田達也が辛くもクリア。73分、高橋駿太のシュートを井林章がブロックし、山岸祐也のシュートは柴崎貴広が横っ跳びでセーブ。こぼれ球、高橋のクロスからカンのダイビングヘッド。柴崎がクロスバーの上にはじき出した。
よく凌いだ。耐え抜いた。と思ったら、このコーナーキックの流れから、カンにゴールを叩き込まれた。
途中から入った梶川諒太は、高木善朗に言った。
「絶対にパスを出すから、前にいろ」
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