2023.12.09

高橋伸太朗／中体連から入団し、努力を重ねた３年間。仲間の「思いも背負って」集大成のゴール【アカデミー便り】

2023年12月09日 6時00分　
カテゴリ：アカデミー便り • 西大宮の巻
タグ : pickup • 大宮アルディージャ • 大宮アルディージャU18 • 高橋伸太朗

大宮U 18が高円宮杯JFA U−18サッカープレミアリーグEASTで9位に入って残留を決めた。2−1で勝った昌平高校戦の前半18分に先制ゴールした高橋伸太朗が試合などを振り返った。

自分を変えて臨んだ最終学年

Q．勝って残留を決めました。今の心境は。
「プレミアを残すことが3年生の使命。特に後期は勝てなくて苦しくて。3年生として不甲斐なさを感じていた。自分が成長できたのはプレミアのおかげだったので後輩にも成長してほしいという思いがあって、この舞台だけは絶対に残さなきゃいけないなと思っていて一安心です。2連勝できたので自分たちが勝てば無条件で残留が決まる。『勝とう』とトレーニングしてきてよかった」

Q．先制点を決めました。そのシーンを振り返って。
「山中（大智）がボール持ったときに背後のスペースがあるなと思って動き出したら、素晴らしいアウトサイドのパスをくれた。冷静にGKを見て、GKもちょっと出てきたので、かわして流し込んだ。前期は４得点していて、後期の昌平高校戦で５得点目になった」

Q．今試合で決めたことは大きかったですね。
「はい。本当は石川颯が出る予定だったが前節の前橋育英高校戦でケガをして。彼はジュニアから大宮にいて、アカデミーで過ごした時間は自分より長くて思い入れもあったはず。代わりに僕が出るので『彼の思いも背負ってやらなきゃいけないな』とトレーニングからやっていた。彼の分も先制ゴールを決めて、チームを勝たせられてよかった」