連勝ストップの敗戦。70分過ぎの“危険信号”【ヴァンフォーレ甲府戦/マッチレビュー】
■明治安田生命J2リーグ第40節10月29日(日)14:00キックオフ
NACK5スタジアム大宮/11,827人
大宮アルディージャ 0-2 ヴァンフォーレ甲府
【得点者】甲府/ 74分 鳥海芳樹、78分 中村亮太朗
▼「また自滅をしてしまった」
『J2残留』と『J1プレーオフ』。それぞれが懸かった両軍サポーターの熱気は凄まじかった。11,827人が駆けつけ、試合前からテンションは高い。試合が始まると、さらに上昇。お互いそれが続いていたものの、終了のホイッスルが鳴って明暗はわかれた。
“暗”になった原崎政人監督は「また自滅をしてしまった」と唇を噛む。5月27日の前回対戦は1−5で敗れていて今季、2連敗。2018年にJ2降格してからの対戦は12試合で2勝1分9敗となり、相性の悪さが突出している。
この敗戦により勝ち点44で並ぶ18位・栃木、19位・いわき、20位・山口と勝ち点5差に離れた。残り試合は2試合。4連勝での上げ潮ムードから一転、下手をすれば次節の2位・清水との戦いでJ3降格が決まりかねないところまで追い詰められた。
「大きく言えば我々は点を取れなかった。向こうはしっかりとチャンスを決めた。そこの差がこのスコア、結果につながった」
原崎監督が自戒するように大宮にも勝ち目はあった。
(残り 2134文字/全文: 2671文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ