大宮花伝

残留圏の背中が遠のく完敗。ラスト10へ、選手たちの悲壮な決意【長崎戦/マッチレビュー】

■明治安田生命J2リーグ第32節・8月26日(土)19:00キックオフ
NACK5スタジアム大宮/8,072人
大宮アルディージャ 0-4 V・ファーレン長崎
【得点者】長崎/ 21分 米田隼也、49分 米田隼也、54分 フアンマ・デルガド(PK)、90+3分 フアンマ・デルガド

▼「妥当な結果かな」

見え掛けたJ2残留圏の背中が、また離れていってしまった。

長崎に0−4で完敗し、痛恨の連敗。試合前はJ2残留圏の20位・金沢と勝ち点6差だったが、チームが入れ替わって熊本と勝ち点8差に。この足踏みによる後退で残留は極めて厳しい黄信号が灯った。試合後、サポーターがブーイングを飛ばすのも無理はない。

長崎にとっては大宮との前回対戦以来の無失点勝利で5位に浮上。2得点の米田隼也もそのときぶりのゴールで、かつ、今季5得点のうち3得点が大宮戦のもの。恩返し弾2発のフアンマ・デルガドは計19得点となって得点ランキングトップに立った。

現役高校生ながら好プレーを見せてきた市原吏音は

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