大宮花伝

ベールを脱いだ“秘策”。劇的ドローで連敗をストップ【岡山戦/マッチレビュー】

■明治安田生命J2リーグ第15節・5月13日(土)13:00キックオフ
シティライトスタジアム/5,600人
ファジアーノ岡山 1-1 大宮アルディージャ
【得点者】岡山/74分 田中雄大 大宮/90+5分 富山貴光

▼守護神がPK阻止

残り時間もあと約2分。0−1と緊迫する状況に風穴を空けたのはキャプテンの富山貴光だった。土壇場での期待を一身に背負ってゴール右上隅に突き刺した同点弾。富山は喜ぶそぶりは一切なく、逆転を信じてすぐにリスタートへ備えた。

また、富山の得点につながる流れは小気味良い。GK笠原昂史がアンジェロッティにしっかり合わせ、アンジェロッティは丁寧に当てた。もらった柴山は屈強なヨルディ・バイスを華麗にかわして前進を続け、いつもだったらシュートを打ちそうなものだがパスを選択。

柴山がそのシーンを振り返る。

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