ドローゲームの光明。敵将も脱帽のトランジションとインテンシティー【大分戦/マッチレビュー】
■明治安田生命J2リーグ第36節・9月14日(日)19:00キックオフ
NACK5スタジアム大宮/5,260人
大宮アルディージャ 2-2 大分トリニータ
【得点者】大宮/4分 袴田裕太郎、39分 中野誠也 大分/12分 ペレイラ、22分 サムエル
▼互いのチャントが鳴り響く中で
“待ち望んだ1018日。さあ、行こう大宮! 俺達の声がついている!”
ホームゴール裏に掲げられた横断幕。声出し応援が一部エリアで解禁となり、約3年ぶりの熱量が戻ってきた。また、ミッドウイークのナイターでの入場者数5260人は、この日のJ2では最多。J1プレーオフ圏内の6位・大分に先制しながら1−2と逆転を許して、追いついた原動力になったのは間違いない。
「本当にパワーをもらいながら戦えた。選手たちが連戦のなかだがタフに戦ってくれたのはサポーターの空気も影響していた」と相馬直樹監督。敵将の下平隆宏監督も試合後の会見冒頭で「NACK5(スタジアム大宮)の雰囲気が素晴らしくて。両サポーターとも素晴らしい応援」と触れ、胸を打たれた様子だ。
試合はサポーターと同様の熱量で火花を散らし合った。
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