「結局はギリギリの勝負」。“トップvsトップ”のバトルが刻んだ爪痕と相手の肌感覚【ヴィッセル神戸戦/マッチレビュー】
■明治安田J1リーグ第8節
4月13日(土)15:00キックオフ
国立競技場/39,080人
FC町田ゼルビア 1-2 ヴィッセル神戸
【得点者】町田/90+6分 ドレシェヴィッチ 神戸/45分 山内翔、89分 武藤嘉紀
▼神戸が敷いた「特殊なチーム」への処方箋
ホーム歴代最多3万9,080人の観衆を飲み込んだ国立競技場での激闘が1-2で終わると、最後に一矢を報いるゴールを決めたドレシェヴィッチがピッチに手をつき腰を落とした。サイドチェンジのフィードが相手に渡り、1失点目には宮代大聖の単騎突破を潰し切れなかった悔恨があるからだろうか。それでも、そこまで下を向く必要はない。町田はチャレンジャーとして、勇敢にディフェンディングチャンピオンへ挑んだのだから。
そもそも今節のヴィッセル神戸は、町田を「特殊なチーム」(武藤嘉紀)とリスペクトし、強度を前面に押し出すチームコンセプトは不変のまま、町田仕様の戦い方を携えて国立に乗り込んできた。
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