12年のプロ生活に幕。林陵平が語る勝者のサイクルと町田での時間【コラム】
2019年8月から12月まで期限付き移籍でプレーしていた林陵平が12月22日、オンラインでの引退会見に臨んだ。12年間に及ぶキャリアを振り返る中で、ゼルビアTimesでは本人のキャリアにとって、最高峰の舞台を経験できた柏レイソル時代とFC町田ゼルビア時代について、簡単にレポートする。柏時代については、今後町田がタイトルを獲れるサイクルを構築するためのヒントを探れればと思う。
「サッカー選手としての旅を終える」と林陵平
▼クラブW杯では、あのネイマールと…
林陵平が柏レイソルに在籍した2010年から12年の途中までは、柏の歴史にとって、タイトルを獲得するサイクルにあった“黄金期”と言っていい。2010年にはJ2を制覇し、翌シーズンはJ1復帰即J1優勝という偉業を成し遂げ、11年末にはクラブW杯(CWC)でベスト4に入った。林にとっても、キャリア史上、最高峰の舞台を経験できた時代である。
いかにして柏は毎年タイトルを獲得できるサイクルを構築してきたのか。ネルシーニョ監督のゲーム中の用兵やチームマネジメントにその要因は集約されているだろうが、当時のチームの空気感について、林に聞いた。
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