「ゼルビアTimes」郡司聡

4連勝という名の大型連勝。シーズンのターニングポイント【短期集中連載・シーズンレビュー2017②】

▼“伝説のミーティング”

天皇杯2回戦・大分トリニータ戦とJ2第20節・東京ヴェルディ戦を終えたチームは、2-4での連敗を喫していた。ディテールこそ異なるものの、両者ともに“幅と奥行き”を駆使したボール回しでFC町田ゼルビアを翻弄し、前後左右にコンパクトな陣形を崩されたチームはスコア以上のダメージを負った。第1クール最終戦となる敵地での第21節・モンテディオ山形戦は目前に迫っている。この山形戦の準備期間において、チームを率いる相馬直樹監督は、小野路グラウンドのピッチ上で周囲が声を掛けることを憚られるほど、人を寄せ付けない空気感を漂わせていたという。

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