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Jリーグクラブ社長のリアル経営日記

3月9日と3月11日と尖ったナイフについて。 Jリーグクラブ社長のリアル経営日記:Vol.74(2025.3.14)

奇しくも3年前の3月9日。延期になった試合を同じ場所で行っていました

【2025年3月14日朝:晴れ】

みなさん、こんにちは。

すっかり春の陽気ですが、明日の夕方から天気下り坂で来週は寒の戻りとのこと。
日曜日はホームゲームにもかかわらず雨予報、、、なんとか予報が変わらないか願っているところです。

さてスポーツ報道はメジャーリーグ開幕戦、東京シリーズのことばかりですね。
都内主要駅でも臨時のグッズショップが出店していたりと、近年のスポーツコンテンツの中でも有数の盛り上がりになっています。まさにフィーバー、試合が楽しみです。

さて今週の火曜日、3月11日は2011年に起きた東日本大震災発生から14年が経過した日でした。
私のSNSで書いた文章をそのままここに転載します。

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3月11日。
東日本大震災発生から今日で14年です。
まだなお避難生活をされている方が約2万8千人、すべての日常生活が戻ってはいません。

先日 #水戸ホーリーホック が大分トリニータさんと試合をした3月9日。
2022年にも同じ日にアウェイで対戦しています。
あの時はコロナ禍の影響で開幕試合が延期になり、代替日が3月9日でした。
その年、夏の大分さんとのホームゲームもコロナの影響で予定されていた日程で試合が出来ず延期になりました。

まだ少し前の話ですが、だいぶ時間が経った気がします。
あの頃は毎節、無事にキックオフされる度に安堵していました。

14年前の震災発生時、私はクラブに居ませんでしたが、当時からの在籍スタッフからは被災クラブの奪われた日常回復への苦労をいつも聞いています。 当時もスポーツの世界で仕事をさせていただいていた自分ですが、震災発生直後は仕事どころではなく、茨城の実家とは数日間連絡も取れず、友人たちが被災したこと知り、胸が痛む日々だったことを思い出します。

今週も日本中のスタジアムで「日常」であるようにキックオフの笛が吹かれるはずです。 先人たち、そして社会生活を日々を支えていただく全ての方へのリスペクトと感謝を忘れず、キックオフの瞬間を未来へ繋いでいければと思います。

震災の日。
今朝も当然のように朝起きて仕事へ出ることができました。 「日常」の有り難みをあらためて感じます。

さぁ今日も頑張りましょう!

#3月11日
#Jリーグ

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3月9日。
偶然にも3年前に試合が延期された大分トリニータさんと同じ日に同じ場所で試合をすることができました。依然としてコロナウイルスは存在しますが、一昨年以降は試合開催が止まることはなくなりました。

「日常」が回復しました。

今日は少しだけSNSの文章に加えて追記をしておきたいことがあります。
私はそれでも正直不安があります。
「今のJリーグ、ヤバくないか」と。

まずは「5年前のJリーグの特設サイト」を御覧ください。

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