【無料記事】天皇杯とPK戦。「会議、営業、会食」7月も徒然なるままに。 Jリーグクラブ社長のリアル経営日記:Vol.39(2024.7.13)
【2024年7月13日朝:晴れ】
皆さん、こんにちは。
前回から少し間が空いてしまいました。
すみません。
先週末のリーグ戦、藤枝戦はチャンスの数は多かったものの敗戦。
ミッドウィーク、天皇杯3回戦。アジアファイナリストの横浜F・マリノスとの一戦は90分に加え、延長までのトータル120分を戦い決着がつかず。PK戦の結果、次のラウンドへ進むことができませんでした。
健闘はするものの結果が出せない、出ない。依然としてモヤモヤが続いています。
本当に苦しい時間が続きますが、何とか打破するしかない。
今の藻掻いている時間が後の躍進の原点になったと言えることを信じて、私も現場を鼓舞し続けています。
明日の横浜FC戦(ホーム)が終わるとリーグ戦は3週間のサマーブレイクに入ります。
横浜FCさんは現在リーグ戦8連勝中、絶好調の相手にチームの奮闘を期待するのみです。
さてマリノス戦は社長に就任させていただいてから間もなく5年目に入るのですが、これまで経過した約200試合の中で初めてのPK戦でした。
「当事者」としてのPK戦、あのなんとも言えぬ胸を締め付けられる感覚は想像以上でした。
試合から3日経った今でもその難しい感情、感覚が離れていません。堂々とPKを蹴ってくれた選手たちを誇りに思います。
各クラブ、引き続き移籍関連のリリースが増えてきています。
またシーズンが深まりつつあるこの時期はけがの選手のリリースも増えますね。選手のけが、離脱は何よりも辛いです。
さて7月、試合日程が進むと同時に日々の事業側の業務は当然のことながら続いていきます。
とはいえ、夏だから何かが変わるわけはなく、引き続き私の時間の大半が「会議、営業、会食」で時間が過ぎていきます。
特に私の場合、会食は可能な限り意識的に増やして常に情報と人脈をインプットするようにしています。
会食で少しお酒が入れば、畏まった打ち合わせときに比べると、確実に相手との距離を縮められます。
またサッカー界以外の方が見えているわれわれの業務や提言は本当に貴重なもので、すぐにでも取り入れたいアイディアが生まれるのはほとんどが夜だったりします。
会食時にどんな会話をしているか、なんてテーマもこのwebマガジンでいつか取り上げたいですね。
時々、「会食ばかりしていないで、もう少しチームのことを考えろ」なんてことをSNSで書かれたりするのですが、、、私(クラブ)には必要な時間なのです、どうにもご理解ください、、、。チームのこと、クラブのこと、もちろん考えています!
以前にも書きましたが夏は2月の期初からちょうど半分、どうしても事業側の新規案件も枯れ気味ですが、この時期にどれだけ「仕込めるか」が来季へ向けて秋から冬にかけてのクロージングに効いてきます。チームが苦しんでいるから、、、と縮こまっていては何もクラブの未来に起こせない。そう考えて、あえて私はアクティブを心掛けています。
さて今日は無料記事恒例?直近の私のスケジュールを(一部)公開します。
7月1日(月)/
午前:県内営業
午後:県内営業、夕方都内で業界内懇親会食
7月2日(火)/
午前:社内会議、社員面談、来客対応
午後:来季事業案件社内会議、夜都内へ移動、お客様と会食
7月3日(水)/
午後:社員面談、営業関連社内会議
7月4日(木)/
午前:オンライン社内会議
午後:取材対応、夕方県内お客様との会食
7月5日(金)/
午前:都内営業
午後:都内にて営業戦略会議、オンラインで役員会議、夜はお客様と会食
7月6日(土)/
アウェイ藤枝戦:
新幹線が停電で止まるトラブルがあったものの奇跡的に回避。そこで運を使ったか、、、
帰りの静岡駅。千葉サポ、川崎サポ、磐田サポ、清水サポ、水戸サポ。Jリーグツーリズムを体感
7月8日(月)/
午前:社内各部署の業務状況確認
午後:役員との面談、夜はお客様と会食
7月9日(火)/
午前:社内会議、社員面談、
午後:県内企業営業(成約!)、夜は後楽園ホールでボクシングをお客様と観戦、そのまま会食
7月10日(水)
午前:都内営業
午後:天皇杯
J1相手の試合はやはり貴重な経験。善戦を善戦で終わらせることなく、糧にしていこう
7月11日(木)
午前:茨城新聞社広告賞受賞式(本当に光栄です)
午後:お客様来社。そのまま夕方会食。同時にチラシ配りにも参加
7月12日(金)
午前:都内営業、リーグ職員と打ち合わせ
午後:部長職以上会議、夜は会食
適度に休憩を入れながら、暑い夏を乗り切っていきましょう!
今日はここまで。
さぁ明日のリーグ戦、頑張りましょう!
水戸ホーリーホック:小島 耕