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Jリーグクラブ社長のリアル経営日記

ABC契約の撤廃は地方クラブに不利? Jリーグクラブ社長のリアル経営日記:Vol.49(2024.9.27)

まさに夢の空間でした。サザンもイエモンもクリーピーナッツもももクロも最高でした!

【2024年9月27日朝:小雨】

みなさん、こんにちは。

長く過酷な暑さが落ち着き、すっかり秋めいてきました。
季節の変わり目、どうか体調を崩さぬようご自愛ください。

私は祝日だった月曜日、ひたちなか海浜公園で行われた「ROCK IN JAPAN FES 2024」に行ってきました。サザンオールスターズが最後の夏フェス出演になるということで話題を集めましたが、本当に最高のライブを堪能しました。
いろいろ感想はあるのですが、5万人の熱狂空間はシンプルに翌日からの活力をもらうことができ、エンタメのパワー、役割をあらためて感じた一日になりました。
もう数日経ったのですが、まだ余韻に浸っています、、、

今週は水戸ホーリーホックから大きなリリースを出しました。
29年間、水戸ホーリーホックでは26年間現役生活を続けていた本間幸司選手が今季限りで引退することを発表しました。いろいろな感情が私にもあるのですが、まだシーズンが続いています。本間選手への想い、思い出などは彼の戦いが終わってからにしたいと思います。

さてJリーグからは選手契約に関する大幅改定のリリースがありました。
いわゆる「プロABC契約」の撤廃です。1999年から継続してきた制度がなくなることになります。

・プロ契約におけるABC区分を撤廃 (2026年2月1日〜)

・プロ契約締結初年度の報酬上限規制を緩和 (2026年2月1日〜)
-基本報酬1,200万円(消費税別)+支度金 500万円(消費税別)

・プロ契約の基本報酬の下限を新設
J1:480万円
J2:360万円
J3:240万円 (いずれも消費税別)

詳しくは
https://www.jleague.jp/news/article/28943 をご参照ください。

これまで新人選手は原則C契約スタート(上限460万円)でJ1クラブであってもJ3クラブでも支度金(プロ野球でいう契約金のような位置づけになるでしょうか)も含めて大きな差がありませんでした。

今回の改定は昨今、Jリーグを経ずに海外リーグへ飛び立つ選手が多い現状に対する競争力向上、Jリーグでプレーすることを目指すプレーヤーの増加、ひいてはリーグ価値向上につながる改革になるかと思います。
その反面、これまでC契約段階では報酬面で差が出ることがなかったことから、それが撤廃されることで選手強化費が少ないクラブが有望な新人選手を獲得しにくくなるのではないか、「格差拡大」になるのではとも危惧されています。

A選手へ下記4クラブからオファーが。
・J1クラブ初年度年俸1200万円(+支度金500万円)
・J1クラブ初年度年俸1000万円(+支度金300万円)
・J2クラブ初年度年俸700万円(+支度金500万円)
・J2クラブ初年度年俸500万円(+支度金250万円)

ある大卒選手には上記のようなオファーが届くようになることもあるでしょう(少し大げさな差で書いていますが)。これが今までは上限460万円で決まっていたのですから、大きな規則改定になることをご理解いただけたと思います。

さて私たちのような地方市民クラブ、はっきり言えばお金が潤沢に用意できないクラブは新人選手獲得が不利になるでしょうか、、、私の考えを書いておきます。

(残り 1280文字/全文: 2715文字)

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