【レビュー】明治安田生命J2リーグ第18節セレッソ大阪戦「解任ショックを乗り越えたチーム。“水戸らしさ”を取り戻し、手にした価値ある勝ち点1」(2033文字)(2015/6/15)
またしても自分たちのミスからゴールを許す
監督解任後初戦。西ヶ谷隆之ヘッドコーチの指揮のもと迎えた今節。相手はC大阪とはいえ、ここで流れを変えて、浮上のきっかけをつかむべく、「この一戦に対する思いは今までの試合とは異なる」(西ヶ谷コーチ)と特別な思いで挑んだ一戦であった。
だが、試合は“いつもの流れ”に傾いてしまう。
序盤こそC大阪の高い技術に戸惑いを見せるところがあったが、8分に岩尾憲インターセプトからCKを獲得すると、そのプレーを皮切りにコンパクトな陣形で厳しいプレスをかけていった。高い位置でのボール奪取から鋭いカウンターを仕掛けて再三チャンスを作りだした。
前半最大のチャンスは45分。自陣でインターセプトした馬場賢治がドリブルで持ちあがり、左に開いた鈴木雄斗へ。鈴木は中央に切り込み、得意のミドルシュートを放った。そしてGKがこぼしたボールを走り込んだ岩尾がゴールに押し込むものの、岩尾はオフサイドの判定(鈴木がシュートを打つ際、岩尾のポジションはオンサイドであった)。ただ、チームとしての勢いを感じさせるシーンであった。
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