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【無料記事】新加入の髙橋利樹「チームに勢いをもたらすゴールや献身性、僕の持っている力を100%このチームに注ぎたい」……3/27 練習後コメント

 

■髙橋 利樹

──ようこそ横浜FCへ。期限付き移籍の決断は?

「今シーズンまだ始まったばかりですが、試合に出たい思いが一番強かったです。いろいろなオファーをもらった中で、横浜FCさんから話をいただいて、僕をこの時期に必要としてくれている意味や、自分の特徴を生かせるチームだと僕も感じました。僕の思っていることと、横浜FCが自分に要求していることがマッチしていると思ったので決断しました」

 

──オファーが来たのはいつ?

「話は前々からいただいていたんですけど、直近で先週の水曜日にまたオファーをいただきました。ウインドウが閉まるタイミングもあって、その日に決めなければいけなくて、夏まで(浦和で)頑張ってみようという気持ちもあったんですけど、やっぱり(試合に)出ることが一番だと思ったので決断しました」

 

──浦和では去年は左サイドをやっていることもありましたが、ここでは1トップやシャドーで勝負するイメージですか?

「そうですね。トップもシャドーもできるということを伝えて、そこで勝負したいと思っています」

 

──その浦和での経験はどう生かしていきたいですか?

「僕も去年やるまではサイドハーフはやったことがなかったですが、長いサッカー生活の中でポジションの幅を広げていくことはポジティブにとらえることができましたし、このチームでもサイドで要求されることがあれば、積極的にやっていきたいと思っています。サイドハーフをやって、受けてほしいタイミングだったりはFWに対して思うことがあったので、そこを意識してもっとよりよく動き出しができると思います」

 

──ここまでの横浜FCの戦いと、自分が入ったときの効果をどうイメージしていますか?

「チームも調子良いですし、上位争いしていくためには落とせないゲームが続くと思います。チームにもっと勢いをもたらせられるようなゴールだったり、あるいは献身性だったり、僕の持っている力を100%このチームに注ぎたいと思います」

 

──横浜FCのチームの印象は?

「去年試合をやって、本当に守備が堅いイメージでした。前節は大量得点しましたけど、前線がしっかり点を取れば後ろは守ってくれると思います。去年、最終ラインを崩すというところでは、(ディフェンダーの)枚数も多い中で苦戦したイメージがあるので、それがチームメイトになるということは本当に心強いです」

 

──合流してみて、チームの雰囲気は?

「本当にみんな優しくて、積極的に声をかけてもらって、本当に溶け込みやすいと思いました」

 

──仲良くなった選手、元から知っている選手は?

「(新井)瑞希は同じ埼玉で、レッズユースでかかわりがけっこうあったので、仲は良いです」

 

──山形に移籍した坂本亘基選手から連絡は?

「自分から連絡しました。住むところがまだ決まってなかったので、ちょっと相談して(笑)。今はまだ家探ししてます」

 

──あだ名の「カルロス」はここでも継続で?

「はい。(そう呼ばれると)嬉しいですね。熊本のときからそう呼ばれていたので、それで根付いてるのでいいかなと(笑)」

 

──オメガトライブの曲を聴いたことは?

「全然ないです(笑)。聞いてみます」

 

──浦和はアジアチャンピオンを目指すチームですが、そこで感じたことは?

「本当に練習からの基準がすごく高くて、選手層も厚いから、みんな球際や一個一個のパスにも集中してやっていました。J1で試合に出たときにも『練習のほうが難しいな』と、そう思うくらいのクオリティで練習をやれていました。今日、横浜FCの練習に参加して、横浜FCでもそういうものを感じたので、僕自身もこの強度を落とさないように、まずは慣れるところからやっていきたいと思います」

 

──横浜FCのファン・サポーターにアピールしたい部分は?

「得意なプレーはヘディングなので、クロスからのヘディング、ロングボールのアバウトなボールを収めるところを見てほしいと思います」

 

──横浜FCでの目標は?

「一昨年は熊本でJ2で戦って14得点取ったので、それは上回りたいと思います」

 

──それができれば、自ずと昇格の立役者になれるのでは?

「はい。なれるように頑張ります」

 

──順当なら今週に登録が済んで週末の仙台戦に出られると思います。仙台のCBには熊本で一緒にプレーした菅田真啓選手がいますね。

「けっこう嫌な相手ではあります(笑)。負けたくない気持ちの方が強いので、もし出るチャンスがあったら何とか点を取りたいと思います。球際にガツガツくるし、ヘディングも強いので、そこは負けないように頑張りたいと思います」

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