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【無料記事】小倉陽太「今日のゴールを自信にしながら、試合に出られるように成長していきたい」……3/10 トレーニングマッチ(FC東京)後コメント

 

■小倉 陽太

──今日の練習試合はどういったテーマがありましたか?

「まずメンタル的なところで、自分たちは試合出れていないメンバーなので、当たり前のことを当たり前にやって、まずは自分たちの成長をテーマにやること。あとは小さな積み上げが今後の自分たちを作っていくというところ。ベンチ入りしているメンバーと一緒にやって、普段にない刺激もあったので、そういったところをチーム全体で意識してやっていました」

 

──プレー面ではどういうところを意識しましたか?

「守備の面で、自分たちから意図的にボールを奪うというのは(小野)信義さんからすごく言われていました。1本目はタマ(三田啓貴)くんと、どうプレッシャーをかけていくかを話しながらできていましたが、守備陣全体でコミュニケーションがあまり上手くいかなくて、ボランチが出るのかCBが出るのか曖昧なところから、相手も上手くてボールを持たれて、疲れてきた中で隙を突かれて失点してしまいました。ボールを取りに行けて上手くいったのはポジティブな面ですけど、そのぶん課題もあったという感じです」

 

──先制されてすぐ、まさに自分たちからハメて奪っての同点ゴールでしたが?

「確かにあのゴールで取り返せて、チームとしては盛り上がったかなと思いますけど、時間がたつにつれて上手くいかなくなってきてボールも取れなくなって、ミスも多くなってしまいました。自分自身も、点を取った後のプレーは、ミスが起こったりしてあまり上手くいかない部分もありました。自分たちがつかんだリズムをいかに握り続けるかというのは、メンバーに入っていない選手たちの課題かなと思います」

 

──ゴールを決めてガッツポーズもありました。練習試合でも得点は初めて?

「そうですね。そもそも自分はそんな点を取るキャラじゃないので(笑)、あまり本数はないんですけど、まあ点を取れたというのは自分にとってポジティブなことです」

 

──ボランチがあそこでプレスをかけて奪って決めてくれたら、チームにとってこんなにありがたいことはありません。

「そこは自分の自信にもしていきながら、やっぱり試合に出ているボランチの選手に比べたらまだまだ課題があるので、そこを埋めていきながら、周りの選手の良いところは盗んでいってどんどん成長していきたいと思います」

 

──ボランチやCBに怪我人が出ている状況で、ベンチ入りはしたいところです。

「そうですね。前節でベンチに入れなかったのが今の自分の立ち位置なので、そこはしっかり受け止めなければいけない。今自分が何をしなきゃいけないのか。今日のゲームとかでも、やっぱり後半になってメンバーに入ってる選手たちが抜けるとすごく波があって、そういったときに自分が一つ違いを出せれば、監督の目にも止まると思います。細かいところですけど、それを続けて、(練習試合には)負けたけどちょっとでも成長できたよねと言えるような日々を過ごしていければ。本当に着々と成長していけるかなと思います」

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