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黒星発進……2023クラブユースサッカー選手権(U-18) グループステージ第1日・大分U-18戦マッチレビュー【写真24枚】

 

▼第47回 日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会 Fグループ第1日

7月23日(日) 8:45キックオフ/コーエィ前橋フットボールセンターD(100人)

横浜FCユース 0-2 大分トリニータU-18(JFA公式サイト

【得点】
67′ 大分U-18/大堀葵宙
69′ 大分U-18/大堀葵宙

 

高校生年代のクラブユースチームの日本一を決定する“クラ選”こと日本クラブユースサッカー選手権大会。昨年はチーム史上初のベスト4に進出し、今年は優勝を目標に臨んだ横浜FCだったが、初戦で黒星という厳しいスタートとなった。

序盤からボール保持率では上回った横浜FCユースだったが、ウイングバックまでボールは運べるもののそこからペナルティエリアに入ることができず、前半はほとんどチャンスらしいチャンスを作れずシュート1本に終わった。逆にミスからボールを奪われ、一気にゴールに迫られて再三のピンチを招いたが、GKの堤晃波が1対1を止めるなどして切り抜けた。

後半はボランチを経由してビルドアップし、相手を押し込めるようになった横浜FCユースが優位に立って試合を進めるが、大分U-18も24番の後藤雅人がスペースをドリブルで運んでチャンスを作る。50分過ぎから苦しくなった大分U-18はペナルティエリア付近でファウルで止める場面が目立ち始め、横浜FCユースが連続してセットプレーからチャンスを作る。62分、小漉康太がエリア直前で倒されて得た直接FKを加藤嵩寅が狙うが、惜しくもポストに弾かれた。

しかし、いよいよこじ開けられるかと思ったところへ落とし穴が待っていた。67分、左サイドの低い位置でボールを奪われると、7番の木許太賀に持ち込まれ、交代出場の大堀葵宙にゴール前で合わされて先制を許す。気落ちしたのか、その2分後にもミスからボールを奪われ、大堀にブレ球のミドルシュートで2点目を決められた。

猛攻をかける横浜FCユースだがゴールは遠く、0-2のままタイムアップ。ラウンド16進出へ、次のセレッソ大阪U-18戦は是が非でも勝たなければならなくなった。【選手交代】(横浜FCユースのみ)
HT 朝見→笹
59’ 須田→庄司、岩崎→中台
70’+4 小漉→佃

 

▼1失点目でメンタルを立て直せず

「何かイマイチ上手くいかないなという時間が長かった。自分たちのゲームがあまりできなかったという感じが強いです」

そう小野信義監督が振り返ったように、上手くいかないまま時間が過ぎ、ミスから失点して敗れた。

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