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中村拓海「簡単に蹴らないとか失わないとか、簡単にボールを下げないことをすごく求められている。そこは楽しいし、自分に合っている」……J2第11節・栃木戦 試合前コメント

J2第11節・栃木戦を翌日に控え、中村拓海がリモートによる試合前会見に応じました。話題がとっ散らからないよう順番は入れ替えてありますが、ほぼ全文を紹介します。

※質問者の所属
(A)……ハマプレ
(B)……神奈川新聞

 

■中村 拓海

――前節の仙台戦で5試合ぶりに出場しましたが、感触や手応えは?(B)
「コンディションも徐々に上がってきての試合で、まだ本調子とは言えないですけど勝てて良かったです」

――仙台戦では素晴らしいフィードで同点ゴールを演出しましたが?(A)
「たまたまですよ(笑)。(小川航基が)プルアウェイしたなと分かったので、感覚で蹴りました。彼も今調子いいですし、出せば決めてくれるかなという感じでした。ちゃんと決めてくれたので、今後も出したいなと思います」

――小川選手は「バックスピンをかけて、センスのあるパスだった」とほめていましたが?(A)
「感覚なんで、あまり憶えてないです。距離もあったので、あまりバックスピンかけてもな……、ってそんなこと考えてやってないんですけど(笑)。あとから動画で見ても、『そんなに考えてないな』って思いました」

――最終ラインからのパス一発でゴールが決まったのは今季初めて。ああいうボールが少ないなと感じていた?(A)
「そうですね。手数をかけずにシンプルにゴールを奪うのがベストだと思うし、(チームとして取り組んでいるのは)崩して取るサッカーですけど、ああいう形で取るのが一番効率的でいいと思います」

――チームは開幕から無敗を続けていますが、チームとしての手応えは?(B)
「チームの雰囲気もいいですし、点もたくさん入ってますけど、先に失点する試合が多いので、それをなくしていかないといけないと思います」

――先制点を取られないためには?(B)
「ミスを減らすことが一番重要かなと思います。ボールの取られ方が悪いとカウンターのカウンターみたいな形でやられちゃったり、セカンドボールを拾われてピンチになるとかが目立つので。前節の失点も、声をもっと早めに出せばああいうところで失わずに、すぐにボールを離せたと思うので、声かけやコミュニケーションが大事になると感じてます」

――四方田監督の攻撃的なサッカーにやりがいは?(B)
「簡単に蹴らないとかボールを失わないとか、簡単に下げないことをすごく求められています。そこは自分も楽しいというか、自分に合っていると思います」

――自身の課題は?(B)
「J2は(後ろからつながずに)蹴ってくるチームが多い中で、ハイボールへの対応、クロス対応が多くなるので、そういうところでやられないようにしないといけない。マンツーマンでやっているので、自分のマークに対して強く行くことは引き続きやっていきたいと思います」

――明日の相手となる栃木の印象は?(B)
「割り切ったサッカーをやる印象です。相手に合わせず、前から(プレスに)来られても外せるように全員がつながりをもってサッカーできれば大丈夫かなと思います」

――マッチアップの相手は谷内田哲平選手になるかもしれません。非常に好調で栃木のキーマンになる選手ですが、印象は?(A)
「カットインから右足のシュートが武器だと思うので、そこをケアしながら。良いシュートを打たせないようにしていけたらいいと思います」

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