HAMABLUE PRESS

中村俊輔、安永玲央、岩武克弥、亀川諒史、田部井涼、市川暉記……一次キャンプの選手コメント集1

横浜FCは1月12日、和歌山での一次キャンプから2022シーズンのチームを始動した。ハマプレではオープニング・コンテンツとして、和歌山キャンプ中の選手たちのコメントを4回に分けて掲載します。第1回は1月20日、大阪経済大との2回目の練習試合後のコメント集です。クラブから「この時期はまだフォーメーションや誰がどのポジションをやっているというのは伏せてほしい」との要望がありまして、そうした具体的な話はカットしていますのでご了承ください。なお中村俊輔のみ、オンラインでの囲み取材からチームに関する発言の抜粋になります。

 

■中村 俊輔
――シーズン入ってここまでは?
「監督が新しく来て、やっぱりコンサドーレのコーチだったので、どういう感じかなというふうにみんな構えてたら、初日から『ワンタッチ、リターンなし』の練習が今も続いている。みんなそれに、頭と体を動かして対応する毎日です」

――今日の練習試合での感触は?
「みんなワンタッチを意識しすぎて、ドリブルすればいいのにワンタッチしてミスってた(笑)。でも今、この最初の時期に監督が求めてるのは意識づけだから、みんなトライしてるミスだと思いますけどね。出来は良くなかったと思いますけど」

――44歳になるシーズン、ここまでやれている秘訣は?
「やらせていただいてるというところも、さすがに40歳を過ぎるとある。でも、長くやるためにやってたわけじゃないので。毎年毎年が勝負で、35歳、いやもっと前から1年契約にしてたし。毎年毎年を一所懸命やるのは当たり前ですけど、そのときそのときの監督さん、チーム状況があるから、それに臨機応変に変えていくのが大事だと思う。ベンチになったらベンチでやること、雰囲気を盛り上げる。ベンチ外だったらベンチ外の人たちが、3人のこともあったけど、それでも一所懸命。それも残りの二人だけに刺激を与えるんじゃなくて、コーチにもクラブにも刺激を与えられるように。そういう部分もあると思いますね。いかに自分を奮い立たせられるか。やっぱり40歳を過ぎてベンチ外になったときは頭にきましたけど、だから『俺はまだまだやれるんだ』と思ったし。あれでしょんぼりとか、『あ、俺ダメなのかな』とは一切思わなかった」

――背番号が変わったのは?
「10番つけてベンチはダメでしょ。それはもうやっぱり。それもあったし、若い選手、これからの選手につけてほしいというのもあった。(安永)玲央とか(齋藤)功佑とかぴったりだし。逆に自分は、初心に帰るじゃないけど、25番も好きなのでつけさせてもらいました」

 

■安永 玲央
――最後は意外なポジションをやりましたね?
「はい。今日の試合で初めて、無茶振りで(笑)」

――去年のサッカーと一番違うのは?
「攻撃のコンビネーション、3人目を意識すること。ダイレクトのプレーの正確さはすごく求められています」

――前線に当てて落として、サイドに振る形が練習試合でも見られましたね?
「ダイレクトで落としてもらって、それをダイレクトでパスするというのはすごく意識するようになった。3人だったり4人だったりのコンビネーションが求められているので、意識してやっていきたい」

――守備については?
「和歌山に来てから基本的には攻撃を中心にやっていて、守備はまだこれからですね」

――今季は背番号10番です。
「シュンさん(中村俊輔)の次ですから、『重いな』って。『ヤダな』と思いました(笑)。でもいい機会なので、頑張りたいです」

――今季の目標は?
「怪我なくフルでシーズンを戦うことと、5ゴール5アシスト」

 

■岩武 克弥
――去年との違いは?
「攻撃ですね。3人目の関わりだったり。3人目の動きだったり。そこが一番変わったかなと思います。まだ守備はやってないです」

――フォーメーション、ポジションの役割的に岩武選手の持ち味が出せそうなのでは?
「はい、楽しそうですね!」

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