2020年07月24日 18時25分　
カテゴリ： 練習レポート

横浜FCに勝利したマリノスは24日、横浜市内でトレーニングを行い、その様子をメディアに公開した。選手たちはリカバリー中心のメニューを実施。ランニングやパス練習などで軽めの内容で汗を流した。

この日の練習には、横浜FC戦で途中交代した仲川輝人とマルコス・ジュニオールが不在。2日後に迫っている北海道コンサドーレ札幌戦での起用法についてポステコグルー監督は「仲川に関しては、次のゲームは難しいと判断している。マルコスは詳細を見ながらになる」と慎重に話した。

取材に応じた遠藤渓太はドイツ・ブンデスリーガへの海外移籍について「オファーが届いたのは素直にうれしいこと。自分がいままでマリノスや世代別代表での活躍が認められた結果だと思っている」とオファーを認めた。マリノスでのラストマッチになる可能性が高い札幌戦に向けて「自分のすべてをぶつけられればいい。それが僕にできる最大の恩返し」と言葉に力を込めた。

[以下、一問一答全文]

アンジェ ポステコグルー　監督

――札幌戦は久しぶりに長距離移動をともなう試合になるが、監督として考えていることはあるのか？

「すごく楽しみにしている。札幌戦はいつもいいゲームで、オープンな試合になる。今回もいいゲームをしたい。いつもお互いにゴールを奪っていて去年はホームでもアウェイでもゴールが生まれているから、日曜日もお互いのゴールが見られると思う」

――ケガで練習にいない選手がいるが、今日いないメンバーは札幌戦に出場できるのか？ 横浜FC戦で途中交代したマルコス選手や仲川選手は？

「この前のゲーム（横浜FC戦）で何人かケガをしてしまって、その前の試合（鹿島戦）でもケガ人が出ている。プレーできるメンバーで構成して、しっかりやっていきたい。仲川に関しては、次のゲームは難しいと判断している。マルコスは詳細を見ながらになる」

――遠藤渓太選手がブンデスリーガに移籍するという報道があった。監督の下で成長した選手だが、クラブから羽ばたいていく選手をどのように見ている？

「まだ正式なことは決まっていないが、遠藤は今シーズンいい形でゴールやアシストをしている。でも決まったことではないので、まずは次の日曜日に向けていい準備ができていると思う。この2年間半で天野も海外へ行ったが、若い選手がクラブを代表して海外に出ていくのはうれしいこと。仮に遠藤の移籍が決まったら、彼らの昔からの夢である欧州でプレーすることを応援したい。クラブを代表して海外へ行くのは、本人にとってもクラブにとってもいいこと」

MF 11 遠藤 渓太

©Y.F.M

――ドイツへの海外移籍が決定的という報道が出た中で迎える札幌戦だが、ラストマッチになる可能性もある今の心境を聞かせてほしい。

「オファーが届いたのは素直にうれしいこと。自分が今までマリノスや世代別代表での活躍が認められた結果だと思っている。でもマリノスの選手として次の札幌戦があるし、それがラストだと思って準備していきたい。（ブンデスリーガは）球際が激しいイメージがあって、フィジカル的にもよく走っていると思う」

――育成組織からプレーしてきたクラブへの思い入れについては？

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