「味方がやられているのに黙って見ているわけにはいかない」(栗原)+ファビオ・小椋・兵藤・齋藤他 [名古屋戦前インタビュー]
【players voice DF 4 栗原 勇蔵 】
――まさかの形で出場停止となった
「ここまでイエローカードをもらうことなくやってきたので、必要ないプレーで出場停止になるのは残念。でも自分がやったことには変わりない。どういう仕組みか分からないけど、いろいろなことがあっての判定だから仕方ない」
――どういった経緯でのプレー?
「報復行為はいけないことだけど、戦っているわけだから熱くなることはある。味方がやられているのに黙って見ているわけにはいかない。恨みがあるとかではなくて、熱くなったのでああいうプレーになった」
――ある意味で“らしさ”では?
「 クリーンなプレーはもちろん大事だけど、自分としてはこれからも観ている人が熱くなるプレーを続けたい。Jリーグでは珍しくても外国ではよくあることだと思う。自分としてもテンションが上がっていた」
――名古屋は高さのあるチームだけに不在は痛い
「力のあるチームだし、自分としても好きな相手だから試合に出たかった。でも自分がやってしまったことだから仕方がない。これまで試合に出られない選手がサポートしてくれていた。今度は自分がチームの力になれるようにサポートしていきたい。疲れがあったわけではないので試合に出たかったけど、ここでさらに疲労をとって次に準備したい」
【試合に向けて】
樋口 靖洋 監督
「(栗原の出場停止について)連絡がきてビックリした。ちょっと予期せぬ連絡でしたね。中町も累積で出場停止になるし、中断期間まで累積がいない状態でいけると思っていたのでちょっと痛い。特に名古屋は高さのあるチームだけに…。高さが1枚でも多く欲しい状況で勇蔵がいないことになる。相手は終盤に高い選手をたくさん入れてくる。終盤は185cm以上の選手が5枚以上上がってくるからミスマッチばかりになってしまう。でもファビオの高さは相当なものがある。勇蔵のところにファビオを入れるということについては心配していない。
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