「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

【ここだけ練習試合レポ】長澤・小椋・田代・奈良輪が活躍 -4/14 FC東京戦 (蒼井真理)

無得点で敗れるもコンセプト達成度は上昇

ホームで川崎を下し、開幕からのリーグ戦連勝を6に伸ばした翌日の4月14日、Bチームがアウェイ小平グランドでFC東京と練習試合を行った。

飯倉と比嘉、喜田、ジョン・ドンホは帯同せず。特別指定選手でナビスコ杯・大宮戦にも出場した専修大の長澤和輝が参加した。前日に行われた関東大学リーグ1部の東洋大戦にフル出場(1ゴールを決めて専修大の逆転勝利に貢献)しており、1本目45分間のみの出場。ゲームキャプテンは小椋が務めた。

FC東京は土曜日の仙台戦にベンチ入りした平山相太や石川直宏、ネマニャ、田邉草民、塩田仁史らが出場。J1出場経験の少ない選手が多いマリノスに対し、実績とネームバリューのある選手が並ぶ布陣となった。※FC東京の出場メンバー

強い横殴りの風の中、序盤からマリノスがゲームを支配する。前線からの激しいプレスでFC東京にビルドアップする余裕を与えず、苦し紛れのロングボールはファビオが平山に競り勝ちはね返した。石川や河野広貴、ネマニャの2列目からの飛び出しも、田代が勇気をもってラインを押し上げて何度もオフサイドを取った。

ボールを所持すると藤田に縦パスを入れて起点を作り、端戸や優平、長澤が狭いスペースからのパス交換で打開を図る。左SBに入った奈良輪からも効果的なクロスが供給され、藤田に3度、端戸と長澤に1度ずつ決定的なシュートチャンスがあったが決めきれず。

逆に35分、FC東京に自陣右サイドを崩され、ネマニャのクロスから大竹洋平に決められ先制を許す。勢い付いたFC東京は37分にもGKと1対1の決定機を作るが、これはGK六反が落ち着いて防いだ。1本目はほとんどの時間帯ハーフコートに押し込みゲームをコントロールしたが得点を奪えず、0-1で終了した。

 

 

結果には結びつかなかったが、内容はポジティブ

2本目は長澤に代わり、練習生の高橋達雄(関東学院大2年)が左サイドハーフに。それ以外は1本目と変わらない布陣で臨んだ。

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