山中の移籍について、アイザック・ドルSDは「オファーが来たのは間違いない。選手がいない状況では難しい」と苦しい現状を語った [J21節 湘南戦プレビュー]
試合前日の練習に黒澤良二社長が激励に訪れた。グラウンドレベルに初めて足を踏み入れた新社長は、まずアンジェ・ポステコグルー監督とじっくり話し込み、続いて練習の様子を視察。全体練習終了後は選手個々と談笑し、積極的にコミュニケーションを取っていた。
報道陣の囲み取材に応じた黒澤社長は「雰囲気はいいと思う。監督とも話して、修正案もしっかり出ている。選手たちはモチベーションを高く保てている」とチーム状態を自身の肌で感じていた。経営者としての色が出るのはこれからだろうが、バックオフィスだけでなくトップチームとの距離感も重要にする考えを持っていることが、この日の行動からも伝わってくる。
現在3連敗中と苦しい状況のチームは、明日の湘南ベルマーレ戦から天皇杯とルヴァンカップを含めた9連戦を中2~3日で戦っていく。
川崎フロンターレ戦では疲労を考慮して山中亮輔や扇原貴宏がベンチスタートとなったが、今節はスタメンに復帰する予定。3トップ中央には今夏におけるチーム残留を宣言したウーゴ・ヴィエイラが入り、左ウイングには守備に難を抱えるものの打開力に秀でるオリヴィエ・ブマルが起用されそうだ。
注目は、左サイドバックの山中だろう。既報の海外クラブからのオファーについてアイザック・ドルSD(スポーティングダイレクター)は「オファーが来たのは間違いない」と認めた。
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