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【VS鹿島アントラーズpreview】悔しさを味わった変幻自在のドリブラー 俵積田は「左サイドからよく崩れるということを当たり前にしていきたい」

 

7J17 FC東京 鹿島アントラーズ(国立競技場)

 

「何やってるんだ」

 

 そう吐き捨てた自分をもう一度奮い立たせた。330日の川崎フロンターレとの多摩川クラシコで今季初めてベンチを温め続けた。だが、チームメートたちはその価値を知っている。その一戦に出場していた森重真人や高宇洋らは、「タワラがいれば」と異口同音に発し、「今、一番チャンスメークしているのはタワラ」と、その成長を口にしていた。だからこそ、俵積田はそうした期待に応えたいと思ってきた。

 

「スタメンで出られなくて、自分としては悔しい思いをしてきた。今、波に乗れていないこの状況で、自分がチームを波に乗らせるようなプレーを出場したときにできるようにしたい」

 

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