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山下敬大、郷里でバースデーゴールだ!前節の悔いを払拭する凱旋弾で中断前の勝利を掴め「毎試合毎試合本気で、人生をかけて戦わなくちゃいけない」【2025 J1第6節vs.アビスパ福岡 Preview-2】

 

湘南戦で悔しさを味わった山下敬大。Photo by HIROTO TANIYAMA(撮影:谷山央人)


 3月13日に29歳の誕生日を迎えたばかりの山下敬大が静かに燃えている。福岡県出身の身長185センチ、いかにも福岡大学卒らしい大型ストライカーが郷里への凱旋を果たすべく、ベスト電器スタジアムでアビスパ福岡を相手にバースデーゴールを決めようと、その照準を合わせているのだ。
 
◆地元福岡で点を決めたい、活躍したい
 
 前節、湘南ベルマーレ戦で3-4-2-1の1トップとしてJ1第3節名古屋グランパス戦以来二度目の先発。守備を機能させる役割を果たし、自ら前半26分にヘディングシュートを放つなど攻撃面で見せ場をつくったが、0-0からスコアを動かせず。結果を出せず、後半18分に交代でピッチを退く時にはその表情に悔しさがにじんでいた。

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