2024年10月04日 22時30分　
カテゴリ： COLUMN • INTERVIEWS • KODAIRA
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Photo by HIROTO TANIYAMA（撮影：谷山央人）

　髪の毛を黒く染めた野澤零温。落ち着きが出てきたようだったが、暗い色が抜け、色味が薄れてきた頃、今度はかつてのように明るい色に染め直すと、再びウイングとしての鋭さも出てきた。現在の背番号28は、プロとして一定の基準をクリアした安定感と、若いアタッカーとしての切れ味の両者を兼ね備えたプレーヤーになってきている。

◆自分が出来ることを整理

「やっぱり暗いのってオレじゃないので。明るくしといたほうがいいっすね」

　こういう軽口が出るということは好調の証なのだろう。もちろん、気持ちが楽になっているだけではない。自身に対する分析も出来ている。

（残り 1931文字／全文: 2299文字）

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