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荒木遼太郎「みんなが成長して、チーム力も高めていければ必ずメダルに届くと思う」【第33回オリンピック競技大会(2024/パリ)U-23日本代表選出選手記者会見/ニュース/無料公開】

 

撮影:後藤勝


 7月3日、 第33回オリンピック競技大会(2024/パリ)U-23日本代表選出選手記者会見に登壇した荒木遼太郎はその会見中「人一倍走ってゴール、アシストと、結果にこだわりたい。オーバーエイジ(が選ばれていないこと)に関してはそんなに気にしていないですし、自分たちの力だけでもメダルを獲れると思う。アジアカップで団結力、勝負強さがついていったと感じている。いい結果がついてくる」と、強気のコメントを残したあと、囲み取材に臨んだ。
 
◆記者会見後囲み取材
 
──五輪代表に選ばれた心境は。
 
「そうですね。正直、昨年、一昨年はあまり考えられない感じだったので、今年移籍してきて、うーん……本当にいままでいろいろなことがありましたけど、それも含め、いまこうやって出来ているので。もう本当に、いろいろな人に感謝したいと思っています」
 
──カタールの時は「シナリオ通り」という話をしていたが、この五輪も思い描いたシナリオのひとつか。
 
「18人なので、正直(選ばれるには)少しは運もあるのかなと思っていたんですけど。ここまでは、あまり考えていなかった。選ばれたからには、しっかり責任を持って戦っていきたいと思っています」
 
──鹿島にいた1年前はどう思っていたのか。
 
「本当に自分のことで精一杯だったし、試合に出ることも出来ていなかったので。試合に出るために目の前のことに一所懸命にはなっても、本当に五輪とこの世代の代表どころではなかったので、本当に考えてもいなかったですね」
 
──どういう部分で変わったのか。
 
「鹿島にいる時から本当にプレースタイルは全然変えていないですし、試合に出ていた頃とか、1年目、2年目のプレーとそんなに変わっているなとは自分としても思っていない。試合に出つづけることが自分にとっては一番よかったのかなと思っています」
 

撮影:後藤勝


──松木玖生選手が選ばれなかったが。
 
「選ばれなかった理由とかは正直あまりわからないですけど……玖生だけではなく、選ばれなかった人もたくさんいると思うので、もう本当にそういう人たちの分も、自分たちが世界で戦えるということは本当に嬉しいことなので、そこで責任を持って戦いたいと思っています」
 
──アジアカップだとジョーカー的な使われ方が多かったと思うが、よりチームの中心でやりたいという思いか。
 
「もちろんスタメンで出たいとか、いろいろありますけど。でもチームが勝つためだったら、途中出場でも全然いいですし。自分の欲もそうですけど、今回は日本を背負ってるというのもありますし、チームが勝つために最善の選択をしたいなと思っています」
 
──FC東京のファンサポーターへのメッセージを。
 
「自分は移籍してこないと選ばれていなかっただろうと、正直思っているので、移籍してきた時に温かく迎えてくれたサポーターの方々に本当に感謝していますし、それがなかったら本当に自分のこの立ち位置もないと思うので、行くまでの3試合は最善を尽くしてパリに行けたらなっていう風に思っています」
 
──グループステージで戦うパラグアイ、マリ、イスラエルの印象は。
 
「外から観ていただけなのでまた印象が変わってくるとは思うんですけど、もう本当に身体能力が高いチームだなというのが最初のイメージで。でも自分たちはそういった相手にも、ボールをつないで、相手の嫌なところを衝いて、そういうサッカーで全然勝てると思いますし、本当にチームとしてアメリカの時もいい形で攻めることが出来ていたので。そんなに問題ないかなと思っています」
 
──パラグアイとの初戦でやりたいことは。
 
「初戦は本当に大事に行くと思いますけど、自分は初戦をそんなに気にすることはないので。どの試合にも同じモチベーションで行きますし。でも、さっきの会見でも言ったように、1試合1試合アジアカップでは成長して、それが優勝につながったっていう風に思っているので。今回のオリンピックでも、1試合してみんなが成長して、チーム力も高めていければ必ずメダルに届くと思うので。一人ひとりが成長していけたら、いい結果がついてくると思っています」
 

撮影:後藤勝


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『青赤20倍!トーキョーたっぷり蹴球マガジン』は、長年FC東京の取材を継続しているフリーライター後藤勝が編集し、FC東京を中心としたサッカーの「いま」をお伝えするウェブマガジンです。コロナ禍にあっても他媒体とはひと味ちがう質と量を追い求め、情報をお届けします。

 

 

青赤20倍!トーキョーたっぷり蹴球マガジンは平均して週4回の更新をめざしています。公開されるコンテンツは次のとおりです。

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●MATCH 試合後の取材も加味した観戦記など
●KODAIRA 練習レポートや日々の動静など
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そのほかコラム、ニュース、などなど……
新聞等はその都度「点」でマスの読者に届けるためのネタを選択せざるをえませんが、自由度が高い青赤20倍!トーキョーたっぷり蹴球マガジンでは、より少数の東京ファンに向け、他媒体では載らないような情報でもお伝えしていくことができます。すべての記事をならべると、その一年の移り変わりを体感できるはず。あなたもワッショイで激動のシーズンを体感しよう!

 

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◎後藤勝(ごとう・まさる)
東京都出身のライター兼編集者。FC東京を中心に日本サッカーの現在を追う。サカつくとリアルサッカーの雑誌だった『サッカルチョ』そして半田雄一さん編集長時代の『サッカー批評』でサッカーライターとしてのキャリアを始め、現在はさまざまな媒体に寄稿。著書に、2004年までのFC東京をファンと記者双方の視点で追った観戦記ルポ『トーキョーワッショイ!プレミアム』(双葉社)、佐川急便東京SCなどの東京社会人サッカー的なホームタウン分割を意識した近未来SFエンタテインメント小説『エンダーズ・デッドリードライヴ』(カンゼン)がある。2011年にメールマガジンとして『トーキョーワッショイ!MM』を開始したのち、2012年秋にタグマへ移行し『トーキョーワッショイ!プレミアム』に装いをあらためウェブマガジンとして再スタートを切った。

 

■J論でのインタビュー
「ライターと編集者。”二足の草鞋”を履くことになった動機とは?」後藤勝/前編【オレたちのライター道】

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