荒木遼太郎、出陣。AFC U23アジアカップ カタール2024兼パリ五輪アジア最終予選を前に心境を語る。「(パリ五輪に)もう本当に絶対出たい。国を背負って戦っていきたい」【U-23日本代表選出/無料公開】

撮影:後藤勝
2年前のドバイカップを最後に大岩ジャパンから離れていた荒木遼太郎。鹿島アントラーズで出場機会を失っていたことが響いた恰好だが、FC東京へと期限付き移籍加入、水を得た魚のようにゴールを決めチャンスを創出したことで、一気にパリ五輪を視界に捉えつつある。
そんな荒木だが、この2年間は五輪世代の試合を見たくないと、目にいれることすらしなかった。
「チームでの感情とかもあったので、そんなに見たくないなって。普通に。悔しさ……も、ちょっとあったと思うんすけど」
しかしパリ五輪本大会前のAFC U23アジアカップ カタール2024 兼パリ五輪アジア最終予選メンバーに滑り込み。ラストチャンスが巡ってきた。
「この世代、同世代の中で戦える最後の戦いがパリだと思っているので。そんな大会、もう本当に絶対出たいし、そんな経験出来ないと思うので。国を背負って戦っていきたいと思います」
代表にかける想いの強さがあらゆる障壁を貫いた。小平のベースキャンプで態勢を整えた我らが“タロウ”が、青赤軍団と日本を代表してカタールでの闘いに挑む。
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