塚川孝輝、献身的に走りつづけて中盤を成立させる。「やらなきゃいけないタスクだと思っていたので、チームのために走りました」【2023 ルヴァンカップ準々決勝第1戦 FC東京vs.福岡】

Photo by HIROTO TANIYAMA(撮影:谷山央人)
今シーズン、先発出場の機会を継続して得ることが難しかった塚川孝輝が、ルヴァンカップ準々決勝第1戦のピッチで自らの居場所を見つけていた。京都サンガF.C.アカデミー卒の優駿で保持型のプレーに長けた原川力、そしてロンドン五輪日本代表10番の東慶悟とともに、川崎フロンターレで研鑽を積んだ塚川が献身的に動きながらボールも動かす様が、初採用の5-3-2を機能させていた。塚川本来の使い方がようやく実現した感すらあった。
◆チームみんなでやっていけたらいい
これまでにも、チームのために走る初心を忘れないようにしたいという発言はあったが、まさにその姿勢がピッチにあらわれ、守備に奔走していた。

Photo by HIROTO TANIYAMA(撮影:谷山央人)
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