木本恭生と中村帆高が語った優勝のための条件【木本恭生、中村帆高が小平市役所を表敬訪問】

撮影:後藤勝
11月7日からFC東京が自治体の表敬訪問をおこなっているが、8日には児玉剛とバングーナガンデ佳史扶が府中市役所を、木本恭生と中村帆高が小平市役所を、それぞれ訪問した。
小平市役所では木本と中村が次のように2022シーズンについて報告した。
「個人的には充実したシーズンでした。チームとしては新たなサッカーをやっているということで苦しいところもあったんですけど、みんなで戦い抜くことが出来ました。小平グランドというすばらしい環境でやらせてもらっているので、来年こそはタイトル、リーグ優勝をめざしてがんばっていきたいと思います」(木本)
「今年は経営体制も変わり、監督も替わり、やるサッカー自体も変わったりするなかで、個人としてもチームとしてもすごく難しい一年で試行錯誤の毎日でしたけれども、すごく充実した一年を過ごすことが出来たので、この今年の経験を来年に活かしていけるようにしたいと思います。シーズンは終わりましたけど、この機会にまた頭を整理して来年みなさんにいい結果を伝えられるようにがんばりたい」(中村)

撮影:後藤勝
今シーズンのベストプレーはどれかと小林洋子市長に訊ねられ、木本がJ1第33節名古屋グランパス戦のゴール、中村が第15節清水エスパルス戦で安部柊斗のゴールをアシストしたクロスを挙げると、つづけて「人生のなかで印象に残っている試合」との質問が。これに木本が「人生が変わったのはプロ二年目(2017シーズン)、ルヴァンカップ(準決勝第2戦)大阪ダービー。残り30秒で自分が点を決めて決勝に導き、サッカー人生が変わった、みなさんにも名前を覚えてもらった試合でした」、中村が「サッカーをやっていてよかったと思った瞬間は一年目(2020シーズン)の最後のほう(12月12日のJ1第31節)サンフレッチェ広島戦です。プロ初ゴールで、1-0で勝つことが出来て、ゴールを決めたあとに観客のみなさんと喜べた。その光景が目に焼き付いています」と答えるなど、和やかに会談は進んだ。
最後は背番号3のユニフォームを着用し、大きめの東京ドロンパを連れてきた小林市長とフォトセッション。練習場のある小平で来季のさらなる飛躍を誓った。

撮影:後藤勝
◆木本恭生「最後だから気合を入れるとかじゃなくて」中村帆高「ああいう失点を川崎フロンターレだったりマリノスがするか」
【木本恭生と中村帆高】
──いい報告が出来たか。
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