それぞれが持てる強みを示すも本領発揮とまではいかず。【ポジション別レビュー MF編②】(24.12.21)
各ポジション別の選手レビュー。続いてMF編②。森俊貴、玄理吾、井出真太郎の3選手。
森俊貴
リーグ戦33試合出場(うちスタメン17試合、1656分出場)
得点0 アシスト2
『ワイドプレイヤーとしての行方』
今季、田中誠前監督が指揮したときのスタメン出場は一度だけだった。
森俊貴は左右のウイングバックでプレーできるが、福森健太という主軸が離脱してなお、左右ともに大森渚生や石田凌太郎に先を行かれ、一番手のチョイスになれなかった。
風向きが変わったのは、5月中旬に小林伸二監督が就任して以降だ。
今季の後半戦は、小林監督の猛特訓を受けた時期と、シーズン終盤に”絶対にJ3に降格したくない”とがむしゃらにプレーした時期と、それらが混在した。
小林監督が全体練習後に選手を呼び止め、個人特訓を重ねてきたことは周知のとおり。森もウイングバックとして能力を高めるべく時間を割いてもらっていた。小林監督による森に対する現状認識と狙いについては監督の言葉を引いたほうが早い。
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