「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

難しい状況を吹き飛ばす何かはどこに。【ポジション別レビュー MF編②】(23.12.18)

各ポジション別の選手レビュー。MF編②。森俊貴、ジュニーニョ、植田啓太、山本廉の4選手。

※選手はチームへの登録ポジションでDF編、MF編、FW編に振り分けている。

 

 

森俊貴

リーグ戦25試合出場(うちスタメン17試合、1570分出場)

天皇杯2試合出場

  

『序盤5戦で2発』

今季は開幕節熊本戦(△1-1)で開幕戦ゴール。チームを敗戦から救うアディショナルタイム弾を決め切った。

そして5節大宮戦(〇2-1)。ビハインドで迎えた試合終盤に強烈なミドル弾。またもチームを救って見せた。

 

↓開幕節熊本戦の同点ゴール

 5節大宮戦の起死回生となる同点ミドル弾

 

昨季の森俊貴はプロ入り後初の無得点でシーズンを終えていた。それが一転し、序盤戦の5試合2ゴール。森がチームを牽引するという今季の始まりだった。

この調子でいけば、自身初となる二桁ゴールも夢ではない――。

否が応でも期待は高まったが、それは脆くも崩れ去る。

序盤の5試合で2ゴールを挙げたあとの324日、森は取材にこう答えている。

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